今日は、親御さんからの質問はないのですが、よくやってしまいがちのテーマについて。

子供の課題が予定より早く終わったとき、
次のどちらの声かけをするのがいいでしょう。

A「あとは自由時間だね」
B「じゃあ、明日の予定を進めよう」

ついついBをやってしまっていませんか？
僕はAがいいと思います。

なぜかというと、

Bの声かけを受けた子供の心理は・・・
「じゃあ次はゆっくり時間をかけてやるようにしようかな」
という意識になりがちだからです。

Aだと、なるほど早くやった方がいい、という思考になりやすいですよね。

モチベが高い子にはどうなんだ、と思われるかもしれません。
しかし、勉強したいという子は自由時間で次の課題をやり出すでしょう。

ちなみにオアシスでの指導でも時間割のあるコースでは、時間が余ったらあとは自由ということにしています。まあ塾では勉強するしかない環境なので、次の課題に進む子も多いですが、、

いずれにしても自主性を育てるために強要しないことがミソです。早くできる子には次の予定から少し多めの計画を作ってもいいかなと。

言ってて今思ったのですが、ご家庭でこの話になるということは、すでに時間割を作っているということでね。

その重要性についてはまた今度お伝えしようと思います。

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◆執筆者紹介

笠井伸春
個別指導塾・家庭教師のオアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰

単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。

主眼にしているのは、

• 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
• 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと

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