暗記するのが苦手です【勉強法】
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「僕は暗記が苦手です。単語とか用語とか全然覚えられないです」という相談がありました。
そう感じている人も多いようなので、このテーマについてシェアしたいと思います。
暗記する力に持って生まれた才能は関係がない
「僕は(私は)覚えるのが苦手」という子は、人と比べて覚える才能がないんだ、と感じている場合が多いです。
しかし、最初に言っておきたいことは、才能は関係がない、ということ。
僕は多くの講師や生徒と関わってきましたが、この人は持って生まれた才能で覚えられるんだ、と感じた人は、1人だけです。
そういう何千人に1人とかという例外を除けば、僕らはみんな凡人。
言語や数学や物理の事象を理解する力に地頭や才能はまったく関係がない、とは言いません。しかし、暗記のうまさは、努力や経験で身に付いていくもので、生まれ持った才能はあまり関係がない、というのが僕の意見です。
でも、覚えるのが苦手だもん?
以前、自分では覚えるのが苦手というのに、アニメの長いセリフをいくつも完璧に言える子がいました。
好きなアニメのセリフを覚えているのはなぜ?
なぜ、覚えるのが苦手、と思っているのに覚えられるのか?
それは、興味を持って、覚えたいとモチベーションから、「何度も反復」したからです。
いつの間にか校歌を覚えて歌えるようになっているのも、声に出すことを反復しているからです。
逆に言えば、覚えられないことって、これをやっていないから、という可能性大ですね。
暗記が得意な人が無意識にやっていること【反芻】
何度も反復することが暗記のコツの1つですが、もう少し正確にいうと、反芻(はんすう)することです。
反芻とは、繰り返し考えたり味わったりすること。
暗記が得意な人は、頭がいいのではなく、反芻することで、理解できているか・覚えているかを自分でチェックする習慣が身に付いているのです。
記憶術にはいくつかの手法がありますが、まずは覚えるべきことを反芻する、というテクニックを実践してほしいと思います。

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◆執筆者紹介

笠井伸春
個別指導塾・家庭教師のオアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
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