志望校に合格する子の親がやっている6つのこと【大学受験オススメ本】
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先日、たまたま受講したセミナーの先生の書かれた新刊で、良いと思ったので内容を一部紹介したいと思います。
大学受験の親と子のギャップ
リセマムのアンケート調査に次のものがあるそうです。
2020年度受験生へ
「入試制度や受験のスケジュールについて、親にどのくらい知っていて欲しいですか」
- 自分よりも知っていてほしい・・・16%
- 自分と同じくらい知っていてほしい・・・34%
- ある程度知っててほしい・・・42%
合わせて9割以上の大学生が、親に知っていてほしいと考えている。
それに対して、
「入試制度やお子様の志望校について、どれくらい理解していますか」という親への質問には、
よく知っている・・・19%
と2割にとどまることがわかった、とのことです。
とはいえ、僕ら世代のころと比べて、大学の難易度も変わり、試験制度ははるかに複雑になっています。
これらの情報を集めて、本人の学力から戦略を練る、ということ必要なことなのですが、大人でも大変なこと。それを受験生本人に任せるのはもっと大変。
情報収集やサポートは親が担当し、受験生はその時間を勉強に向ける。親は情報提供に徹し、本人がそれを元に決定する形が良い、というのがこの本の趣旨です。
鈴木先生の言われることで本当にそうだと思えることを一つシェアしたいと思います。
高1・高2の早い段階でモチベーションを高めておくべき3つの理由
高1・高2の早い段階で受験勉強に向かうのが受験対策の理想。その3つの理由とは・・・
①復習範囲を最小限にできる
高3から受験勉強スタート、となると、高3の内容を勉強しつつ、1年2年の全範囲を復習しなければならない。高2からなら復習は高1だけ。それなら、始める時期は早ければ早いほど復習範囲を少なくできる、ということ。
②偏差値を上げやすい
高3の夏からとか、みんなが当たり前のように頑張る時期に頑張っても、偏差値を上げるのは難しい。勉強を始めている高校生が少ない時期なら、偏差値を上げやすく、頑張れば上がることが実感できるのでモチベーションも上がる。
③受験までの勉強時間の総量を増やせる
標準的な学力から、上位校に合格するのに必要な勉強時間はレベルごとに決まっている。例えば、MARCH・関関同立なら1200時間。それならスタート早ければ早い方が、時間を確保できるので、総量を増やせる。
以上、本書の中からワンポイントの紹介でした。
鈴木先生の提案する目標設定の仕方も含めて、入試までのスケジュールや親のできることのポイントが具体的に書いてあるので、気になる方は本書を読んでもらえればと思います。
参考:大学受験 志望校に「合格する子」の親がやっている6つのこと 単行本(ソフトカバー) – 2021/5/14 鈴木 優志 (著)

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◆執筆者紹介

笠井伸春
個別指導塾・家庭教師のオアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
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