【中1新入生テスト】初めてのテスト結果のとらえ方と対策
ブログ「中学1年ですが、中学初めてのテストの結果がよくなくて・・・」
このサイトを見ていただいていたという中学1年生のお母様より。教室見学にいらっしゃいまして、そういうお話しを聞きました。
中学初めてのテスト、いわゆる新入生テストが先日ありました。
小学生のときは、学年順位なんて出ませんから、何となくで勉強してきた子も、中学ではじめて順位を渡されるわけです。
初めてのテストで順位が下の方だとショックですよね。
「思いの外よかった」という感想の子は少なく、「思ったより点が取れなかった」という感想をよく聞きます。
これをどうとらえて、何をしていくべきかを考えたいと思います。
冷静に、内容を見る
新入生テストは、小学基礎範囲の定着度を見るものです。
点数が良かった悪かったで一喜一憂するものではなく、入学前のどこができていてどこが不十分かがわかるテストです。
内申点を気にされる方もいらっしゃいますが、福井の高校入試で評価されるのは中3の4月からのテストだけです。
今から何を復習すべきか、それとも先に進めば良いのか、まず内容に注目しましょう。
科目別の特性を見る
次に科目別の点数について。
僕が中学生のテスト結果で最初に気にするのは、国語です。
国語は、漢字などの言葉を知っているかという知識と、読んで内容がわかるかという読解力が点数に表れます。
知識の方は勉強すればついていきますね。
しかし、読解はトレーニングで力はついていくものの、他の科目よりも時間がかかると思っています。つまり、地頭に近いものがあるんですね。(もともと文字からイメージするのが苦手という特性がある場合は別ですが)
たとえば、読み取りはできて国語だけは得意だけど、他の教科がダメ・・・、という子は、単純にサボっている場合が多く、やれば短期間で伸びると予測できます。
もちろん、今は読解が苦手でもあきらめることはないです。その子なりに努力した分の力はついていきます。
実際、高校入試は5教科の総合なので、読解の練習もやりつつ、全体を勉強すれば、多少教科のバランスが悪くても上を狙うことは可能です。
勉強が苦手、という子ほど予習をすべき
何から復習すべきかといいましたが、意識してやってほしいのは予習です。
予習の重要性については、以前と考え方が変わりました。
以前は、中学生でも小学範囲の復習が大事にしていたこともありました。確かにそういうところもあります。
しかし、予習する → 学校授業で復習する → テスト勉強する、というサイクルにすれば、予習の分、1回多く触れるので定着しやすいのです。
また、復習ばかりで予習をしないと、結局学校の授業の理解不足のフォローが多くなり、後手後手のスパイラルから抜けるのが大変です。
苦手なら予習した方が良いです。
ただし、基礎までにするか、応用までさせるかは、本人の学力に応じた内容にしてあげると良いでしょう。
塾、個別指導、家庭教師のどれがいい?
人から習う場合、塾か個別指導で迷うかもしれませんね。
たとえば、数学は積み上げ科目で、小学範囲はわかっている前提で進みます。だから、小学範囲でつまづきがあるなら、中学の予習をしつつ、必要なところだけもどる必要があります。
新入生テストで半分とれなかった教科は、それができるスキルのある講師のマンツーマン指導を入れることをオススメします。
以上、参考になれば幸いです。
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◆執筆者紹介
笠井伸春
個別指導塾・家庭教師のオアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
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