「難しくてできない」という思い込みをはずせ
ブログ今、自立型で勉強している子が多いですね。
オンラインにしろ週1回、週2回の指導を受けていたとしても、残りの時間の方が圧倒的に多いわけです。今は特に。
高校部の学習管理コースは僕が直接、年間計画から毎日何をやるかの落とし込みをしています。
中には「1日13時間やります」という受験生もいて、最近なかなかのクオリティで仕上げてきてくれています。そういう子は必ず伸びますね。
しかし、一方で、
「理科の化学変化が分かりません」
「(指示したページの)映像授業受けてもまったく理解できません」
という中学生の声も一定の割合で聞いています。
今日も一人そういう子がいたので、どんな感じか見せてもらって話を聞いてみたところ、本当の原因は・・・
「化学アレルギーなんです」
たしかに、中3のイオンや中和は、難しい、という声の多い単元です。
しかし、めっちゃ考えたし、何度も授業聞いたけどそれでも分からない、というよりは、あまり時間をかけていない様子でした。
言いかえると、やりたくない分野だし、難しくてできない、という思い込みだったりします。
「難しくてできない」というメンタルブロックをはずせ
人は言い訳の天才。
「なんで化学やらないといけないんだろう」
「こんなことやって意味あるの?」
「難しいからできません」
やりたくないことの言い訳ならいくらでも思いつくことができたりします・・・
この状態の子には、少し先の理想的な未来は?という話をするようにしています。
来年、どこの高校に進みたいのか?来年どんな高校生活を送っているのか?
理想的な自分を想像してみてください。
そうすると、勉強に意味が出てきますね。
理想の自分になるための通り道なんだと分かれば、1回見ても聞いても分からないなあ、という問題にもう一度取り組んでみる価値を感じることができます。
実際、理科でも数学でも何度か取り組んでいくうちに、「できない」が「できる」に変わっていきます。
一回で全部分かって定着する人は、ほとんどいないから。何度も触れて考えてみること。
自分なら、いずれできるに決まっているし、できるまでやるんだ、というマインドセットを持ってほしいです。
それでも理解できないことは人に聞く
それでも分からない、という問題はチェックしておいて、分かる人に聞きましょう。
本当に難しい問題にこだわらない。基本をしっかりやれば受かる
あと、難しくて正答率も低い問題がテストには出ます。
そこにこだわりすぎないこと。
合格する人は、一部の人しかできないような難しい問題ができる人ではありません。
基本的な問題がしっかりできる人です。
この休みを利用して、「基本ならできる」という範囲を広げていきたいですね。
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◆執筆者紹介
笠井伸春
個別指導塾・家庭教師のオアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
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