【夏休みゼロ】2020勉強の進め方で気をつけたいこと(前半)
ブログ正式な発表はまだですが、休校が5月末までになった場合、今年は夏休みゼロということになりそうです。。。
(追記 先ほど、休校延長のお知らせメールが回ってきました。18時)
他県では、はっきりと小中は夏休みをゼロにする方針を発表した自治体もあるようです。
これがどう影響するのか?何に気をつけて勉強したらいいか?
を考えたいと思います。
今予測できる問題が3つあるかな、と感じています。
1.今まで夏休みにやっていたことができない
今まで夏休みに指導してきたこと。それは・・・
- 前の学年の復習
- 受験生は基礎の完成、入試の範囲の予習
- 受験が近づくのを感じながら、集中して長時間勉強する習慣を身につける
これらができなくなります。
そしてもう一つ、大きな問題があります。
2.年間のテストの回数が減る
学校のテストの回数が減ります。すでに、中学生は毎年4月に行われる進級テスト(確認テスト1回目)が飛びました。
1学期の中間テストも省略になるんでしょうか。授業再開後はとにかく早く進めないといけなくなるでしょうから。
すべての中高で定期テストの回数が減ることになりそうです。
「テスト少なくなってラッキー!」じゃないですよー
テストの回数が減ると、勉強の質が下がってしまう
勉強した内容の定着度をチェックする回数が減ると、普段の勉強の質も下がってしまいます。
定期的にテストがあるから、「何点とろう」とか「何番以内を目指す!」とか目標を決めたり、ここまで覚えようという意識が働きます。
今、県が進めている授業動画を見ているという中学生もいると思います。
でも、テストがないまま進める、というのは、自分がどれくらい力がついているのか分からない状態を続けている、ということ。
大会のないスポーツみたいなものです。
試合がなければ、自分の課題も分かりません。自分がどれくらい強くなったのかが分からないままでは、練習メニューもフワッとしたものになるでしょう。
やるべきことに気がつかない。テストがないまま勉強の質を上げるのは難しいことなんです。
3.受験生は、秋以降の演習時間がなくなる
普通の年でも、12月に習ったことが1月の入試に出る、ということはよくあります。
今年はもっとそうなるでしょう。高校入試だと、三平方の定理を授業でやったのが入試の直前だった、みたいことになるかも。(試験範囲の調整がある可能性はありますが)
大きいテストの前には、十分な演習が必要です。先週習ったばかりの単元でいきなり応用問題まで解けません。普通の人は、時間をかけて何回もくり返す中で得点力をつけていくものです。
では、どうしたらいいでしょう?問題点が分かると、解決策も見えてきたのでは?
2020は、この対策をしているかどうかが大きな差になる年になりそうです。
ちょっと長くなったので、後半は明日にしたいと思います。
ではまた明日。
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◆執筆者紹介
笠井伸春
個別指導塾・家庭教師のオアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
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