条件付き承認と無条件承認【教育コーチング】
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ブログ毎日読んでいます、というお声をいただきました。
ありがとうございます。(^^)
↓この記事を読んで参考にされたというお母さんからでした。
以前、コーチングの先生から学んでいたことがあります。
コーチングで大事なのは、傾聴・承認・質問。
学習コーチングも同じです。「勉強しなさい」とやらせようとするのではなく、自分で気がついて、前向きにやろうと思えるように、メンタルブロックがあるなら外すようなコミュニケーションです。
傾聴・・・耳を傾ける
承認・・・現状を認める、ほめる(条件付き承認・無条件承認)
質問・・・問いつめるのではなく、自分で考えるための質問をする
この中で親にしかできないことがあるとすれば、無条件承認だと思います。
条件付き承認
まず、条件付き承認について。
「90点取ってすごい!」「よく頑張ったね」
など、良い結果や行動について、よくやった、と認めるのが、条件付きの承認です。
「よくやった」「頑張ってるね」など、行動についての承認は、意識して声かけするようにしています。やる気につながりますし。言われたらうれしいですよね。
でも、結果ばかりにフォーカスしたほめ方だけだと、子どもにとって良くないな、とも思います。
条件付き承認ばかりだと、頑張らないと自分に価値はないんだ、と感じるようになってくるものです。それが続くと、本人はしんどいです。
無条件承認
対して、無条件承認とは、存在承認。いてくれるだけでOKという感じ。
この承認を受けている子は、自己肯定感が高まります。自分に自信を持ちやすくなりますね。
子どもが生まれたときは、ほとんどの親が感じていたことだと思います。
でも、こうあってほしい、こうなってほしい、という親の欲が前に出てくると、条件付き承認オンリーになってします。
「こうなってほしいのに」という感覚だけで接すると、いつも叱ったり、怒ったりばかりで、お互いにストレスの毎日なってしまうことも・・・
成績が親の期待に比べて良かろうが悪かろうが、
親の期待に比べて努力してようがサボっていようが、
存在していることに感謝だし、普段からOKを出し続ける。
そうしていれば、少なくとも親子関係は悪くならないだろうし、子どものメンタルも安定の方へ向かうでしょう。
メンタルが安定して自信が持てていれば、自然に何かやろうという感情も出やすいものだと思います。
そこを親御さんが基本にした上で、子どもが自分の人生とどう向き合うかをサポートできたらいいですよね。
この話題に悩んでいるなら、おすすめしたい本です。これ↓いいですよ。
子どもの心に届く言葉、届かない言葉―教師力・親力をアップする教育コーチング
何か参考になれば幸いです。

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◆執筆者紹介

笠井伸春
個別指導塾・家庭教師のオアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
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