(高速で解くコツ)書きながら解く
ブログ2019県立高校入試問題を自宅で解いていたときの話。
今の中3生の指導のために、今年の県立高校入試問題をチェック。日曜日に時間があったので自宅リビングで数学を解いていました。
すると、「え、なに、その解くスピード・・・」
横で見ていた妻にびっくりされました。
僕も最初は、え、なにが?と思ったんですが、考えてみると、次の2つの理由から解くのが速く見えたのかな、と。
1. 同じような問題を解き続けているので慣れている
2. 頭で考えこまない。いっぱい書きながらちょっとずつ進めている
1. 同じような問題を解き続けているので慣れている
実際、解き終わるまでの時間ですが、制限時間の半分以下です。
60分制限の英数の入試問題だとだいたい20分、かかっても30分で終わります。(大学入試センター試験でも、各教科の専門でやっている人ならそんな感じで解いていきます)
ちょっと前にあるお家の方から「校長先生」と呼ばれたことがあったんですが、、、いや違うんですよ、僕だって教えているんですよ、と思ったことがあります。。。
ここでいいたいのは、僕すごいでしょ、ということではないですよ。
僕も十分に凡人で、中高生のときは、テストでは時間が足りませんでした。。。今でも、算数の計算は遅い方で、暗算も苦手。そろばんや暗算が得意な小学生には余裕で負ける自信があります(笑)
次の2つ目の理由があなたに伝えたいことです。頭のいい人は、参考にならないかもしれないです。でも、もし凡人でもできる解き方を探しているんなら、次の解き方を参考にしてほしい。
2. 頭で考えこまない。いっぱい書きながらちょっとずつ進めている
数学を解くとき、ほとんどの時間、何か手を動かして書いています。
だから、1問を解くまでに書く量が多くて、しかも高速でダーと書き続けているので、めっちゃ速く解いてる!みたいに見えたんじゃないかと。
実は、特に数学を解くときは、あんまり頭を使っていません。え?と思うかもしれませんね。
これは言葉での説明が難しいところなんですが、その1つをいえば、使うと思われる公式や図表を書き出して、そこに数字をあてはめていくイメージなんです。
たとえば、球の体積を求めよ、みたいな問題文を見た瞬間に
「V = 4/3πr^3(3乗)」って書きます。何も考えずに関係する公式を書いてみる。
それで2行目は数字を入れるだけ。3行目でやっと計算をはじめる。
計算をとばさない。一気に解こうとしない。頭を使わない。
連立方程式の割合を使う問題なら、
考え込む前に お決まりの表の枠を書いてからあてはめていくだけ、とか。
計算も同じで、二ケタの計算があったら、考え込む前にすぐひっ算します。
これで考え込むより数秒でも速く正確に答えが出せます。その積み重ねですね。
基礎的な問題は、あまり考え込まなくても進めることができます。
もし、テストで時間が足りないというなら、ムダに考え込んでいる時間が多いのかもしれませんよ。
それでは、
今日も実りある1日を。
追伸(参考に)
そうはいっても、どうやって解き方を覚えたらいいの?という人、普段の数学の勉強のやり方を以前動画にとっています。
3年以上前にYouTubeにはじめて上げてみたんですが、なぜか、5万再生になってます、、YouTuberではないのに(笑)
家庭教師のマンツーマン指導のときは、実際の問題を解く手の動きを見てもらってマネしてもらうようにしています。
◆執筆者紹介
笠井伸春
家庭教師のオアシス・個別指導塾オアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
◆リンク
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