FROM 笠井伸春

「子どもが動画ばっかり見ています」
という相談を受けることがよくあります。

YouTube
一つだけ見るつもりが
すごい時間過ぎてた、という経験ないでしょうか?

あれは、関連動画が次々表示されるので
延々と見てしまう、という恐ろしいものです。(笑)
テレビも同じ。

小学校、中学校も
スマホは「悪」という感じの学校が多く、
親御さんも中学まではスマホは禁止!という方が多いですね。

 

数年前まで僕もそうでした。
でも、それも変わってきて
今は子どもにタブレットやスマホを
持たせることに賛成です。

むしろ、個人的には
使わせるべきだ、とさえ感じています。

(自分の子どもにも
自宅では使わせていますよ)

 

理由を説明しますね。
2つあります。

1. 効率よく学習するのに便利だから

映像授業を受けられたり、
ラジオアプリで基礎英語が聞けたり、

今は、僕らのときと違い、
こういう学習アプリで
効率よく学習することができます。

学習アプリは音声が聞ける英語と相性良いですね。
使わないのは単純にもったいない、ということ。

 

2. 情報収集能力を鍛えるため

ビジネスパーソンになったとき、
情報を効率よく集めて活用する力は必須です。

勉強する上でも同じ。

わからないことは一度自分で調べてみること。
これからは、情報を収集して活用する力が必要。
内容によっては図書館に行くのがいい場合もありますが、
ネットで調べた方が早い内容なら、使った方がいいです。

もちろん、有害サイトや有害アプリには
触れられないようにフィルタをかけます。(←大事ですね)

 

ゲーム、動画で時間を浪費しないかどうか心配

とはいえ、自分を律することができないと
無駄な時間を過ごしてしまうツールにもなってしまいます。

勉強できる子はゲームしていないかというと
東大生も小中高時代、「ゲームをしていた」という人は多い
と聞いたことがあります。

福井でエリートの医学部の大学生も
スマホゲームアプリなどやっている人は多い。

意外ですよね?
ゲームやっていて勉強できるの?って･･･

でも、彼ら・彼女らには決定的な違いがあります。

 

学習時間を削ってまではゲームはしない
ということ。
延々とゲーム・動画ばかりということはないし、
だらだらテレビに時間を使うこともほとんどありません。

(息抜きに、決めた番組を録画しておいて
CM飛ばして見るのはありだと思います)

 

ルール作りには親の助言が必要

スマホ・タブレットを使わせる場合は、
必ずルールを作ってあげましょう。

娯楽は何時から何時までの30分だけ、とか
○○の勉強時間にアラームをセットしておくなど。

親の気分で「いつまでダラダラしてるの!」と何度も言うんじゃなくて
「はい、20時になったよ」と切り替える時間を決めておくといいですね。

 

一例ですが、

子どもにリビングで使わせる
タブレットのアラームに
「英語の時間」などと名前をつけておく、
勉強のやり方も身についていれば
声かけさえいらなくなりますよ。

スマホ・タブレットが
良いツールになるのか、悪いツールになるのかは
使い方で決まります。

ルールを決めて、
それを守るしくみもつくって

効率よく学習できるよい道具として
使えればいいと思いますよ。

 

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◆執筆者紹介

笠井伸春
家庭教師のオアシス・個別指導塾オアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰

単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。

主眼にしているのは、

• 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
• 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと

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