FROM 笠井伸春

「息子はスマホとネットばかりしてしまいます。
息子とも話し合って、1日30分までに時間を制限するアプリを入れました。
それでも土日は午前中に使い切ってしまいます･･･」

というお悩みを聞きました。

本当は本人もわかっているんですよね。
勉強しようと思っているんです。

でも、ちょっとだけのつもりが
つい流されて･･･気がつくと

「あ、もうこんな時間だ!
勉強の時間がない、どうしよう･･･」

そういう経験、あるという人の方が
多いのではないかと思います。

 

なぜなら、
最近の動画なり、SNSなり、
テレビもそうですが
人の興味を引く工夫にはすごいものがあるので。

視聴率をとろう
もっと続けてみさせようと
その道のプロが研究してできています。

だから、使う方も
工夫が必要なんですね。

 

スマホの電源を切って
目に入らないようにして
勉強をはじめる、とか

スマホを学習に使う場合は
サイレントモードにして通知が来ないようしてから、とか

こういう工夫でうまくやれる人もいますが
いわゆるスマホ依存のところまでくると
それも無理、というケースも最近聞きます。

さわる時間を制限するような
アプリも多いんですが、
冒頭のようなタイプの子も多く、
あまりうまくいった話は聞きません。

それに精神的にも
親からゲームやスマホを制限されたり、
勉強を強制されるのってイヤですよね?

何かいいアイデアはないかと探して
最近みつけたアプリがこれ。

Stuguin(スタグイン)

高校生がつくった勉強アプリだそうです。

スマホ依存になると
スマホがまるでお守りみたいになって
見当たらなくこと自体がストレスになります。

だから逆転の発想で
目の前にスマホを置き、

アプリのStartをタップ。
ストップウォッチのように機能して
勉強の内容と時間を記録します。

この間、スマホで他の操作をすると
時間計測が止まってしまうしくみ。

自分からスタートボタンを押すので
親からやらされる感覚も薄いでしょう。

スタートとフィニッシュを押す。
勉強内容と時間は自動的にグラフになって
カレンダーにも色が付いてうまっていくようです。

モチベーションの維持にもつながりますね。

 

僕も使ってみましたが
ブログを書くときにも使えそうです。

強い意志とか根性とか気合いとか、
それではうまくできない人も多いですね。
(僕もそうです)

でも、工夫1つで
行動しやくすることはできますね。

もし、スマホ依存が
勉強の邪魔になっていると感じているなら
一度試してみては?

 

笠井伸春

 

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◆執筆者紹介

笠井伸春
家庭教師のオアシス代表
ふくい家庭教師ナビ（カテナビ）主宰

単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。

高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り

「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える能力なんじゃないか？」
と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。

主眼にしているのは、

• 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
• 成果につなげるため、家庭教師の授業がない日でも効果的な家庭学習が自分でできるようになること