社会が苦手 学診対策
ブログFROM 笠井伸春
「社会科って要は覚えるだけですよね?」
面談のときの、社会が苦手な中学生のお父様からご質問です。
確かに暗記科目であることは間違いないです。
覚えればいいだけだと
言ってしまえばそれまでなんですが、
最近、出題傾向が変わってきました。
たとえば、
毎年11月にある中3生対象の学力診断テストでは
用語を問う問題は減っていて
記述問題や他の資料・日本の現状をからめた問題が増えています。
以下、この前、社会科専門の講師と
学力診断テスト対策について話した内容です。
・配点は、歴史40%、地理40%、公民20%
1,2年で習った歴史、地理の範囲が多い
・記述問題は、5年前は4問だったのが、2016年は9問に増えている
問題の中の資料の数も増えているので、覚えるだけで終わらないように
ここ2,3年の過去問や実践的な問題集を使って慣れること
・歴史は流れを問われるので
出来事の関連を意識しながら覚える
・公民は日本の問題とからめた問いが多い
例:少子高齢化、人権問題など
そこに関連する最近のニュースも要チェック
勉強方法をまとめると
教科書や学校のワークなどで
覚えているか確認、覚えるまで繰り返す
↓
過去問で実践問題に慣れておく
ニュースもチェック
社会が苦手、という子は
暗記が苦手というわけではなく、
そこへの興味が薄かったりします。
「私は戦国時代が嫌い」とか
「将来役に立たないのでは?ググればいいし」
という子もいました・・・
実は僕も学生時代は苦手な教科でした・・・
だから言いたいことはわかります。
でも、実際は必要な知識です。
社会に出たときにわかることですが、
「え?そんなことも知らないの?」
という人は大事な仕事をする相手としては選ばれにくいんですよ。
文字通り、自分が社会に出たときに
一般教養として自分の盾になるような科目。
どうせやるなら
「その出来事はなぜ起こったんだろう」
などと興味を持って取り組めるといいですね。
それでは、
今日も実りある1日を。
笠井伸春
追伸
今、オアシスの丸山教室では
学力診断テスト直前対策講座をやっています。
まだ時間帯によって若干名、席が空いています。
ひとり一人ヒアリングしてから
今の学力に合わせた単元と内容にしています。
克服したいことを教えてください。
詳しくはこちら↓
【中学】個別サポート〈学診対策講座〉
https://fukui-kateikyousi.com/koza-jh5
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◆執筆者紹介
笠井伸春
家庭教師のオアシス代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。
高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り
「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える能力なんじゃないか?」
と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
- 成果につなげるため、家庭教師の授業がない日でも効果的な家庭学習が自分でできるようになること
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