塾と家庭教師の学習効率
ブログFROM 笠井伸春
娘が胃腸風邪で学校を2日休んだ
と先日のブログでも話しました。
僕が看病してたんですが、
体調がよくなったころ、
算数教えました。
学校の授業2時間分だと
これくらい進むかな、
というところまで。
それで、かかった時間なんですが、
30分くらいでした。
問題を解けることを
確認した時間も入れて。
で、2日ぶりに学校に行った娘に
「算数、追いついてた?」と聞くと、
「お父さん、進みすぎてたよ」と。
学校だと45分授業×2日で、
90分の内容以上を30分でやったので、
学校の3倍以上の時間帯効果だったわけです。
これは僕が教えるのがうまいとか
そういう話じゃなく、
1対1だからできるってことなんです。
学校の先生は
30人以上の生徒を同時に相手にしないといけないので、
進むのが遅くて当たり前。
誰がやっても全員の成果を期待するなら
3倍以上の時間がかかると思います。
「家庭教師は高いので、塾に・・・」
と聞くことがありますが、、、
時間帯効果を考えると、
家庭教師は高くはないですよ、
というのが僕の考え。
今回の例だと、
集団塾で90分かけて身につくことが
マンツーマンだと30分でできた計算ですから。
しかも、集団授業では
ひとり一人の弱点に合わせた授業はできないですね。
物理的に。
学校にしろ、集団塾にしろ、
あのしくみができた理由は、
教える側の効率がいい、
ということなんですよ。
時間帯効果で考えると、
次のどちらがいいと思いますか?
A 塾、90分週1で、月額10,000円
B マンツーマン、90分週1で、月額20,000円
仮に、塾が先生1人に対して
生徒3名の個別指導だとすると
先生が教えられる時間は3分の1の30分。
実質に指導を受ける時間は30分なんです。
だから本当のコストは3倍かかってる、
適切なマンツーマンなら3倍の価値がある、
とみることもできますね。
塾の方が勉強しやすい、
という子もいるので
全員に家庭教師をすすめるわけではないですが、、、
表面的な金額ばかりを気にしてしまうと、
見誤るかもしれません。
勉強は時間ではなく、
成果が出るかどうかが大事なわけですからね。
参考になればと思います。
それでは、
今日も実りある1日を。
笠井伸春
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◆執筆者紹介
笠井伸春
家庭教師のオアシス代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。
高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り
「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える能力なんじゃないか?」
と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
- 成果につなげるため、家庭教師の授業がない日でも効果的な家庭学習が自分でできるようになること