家で勉強しない。塾に行かせた方がいい?
ブログFROM 笠井伸春
(オアシスの教室兼事務局からみた8号線。福井の冬って感じですね)
さて、
「家で勉強しません。
塾に行かせた方がいいのでは?と思っているんですが・・・」
よくいわれますが、
そう思ったこと、ありませんか?
たしかに塾に行かせれば、
学習「時間」は増えるでしょう。
親の気持ちとしては
「塾に行っている間は、勉強している」
と安心できるかもしれません。
でも、、、
学習量は、質 × 時間
単純に量だけ増やしても、
質が悪いと学力は上がりません。
塾に行けばほんとうに学力は上がるのか?
調べてみると、客観的な数字がありました。
(プレジデントファミリーより)
ニュースでご存じとの通り、
福井は全国学力テストではいつもトップクラス。
ところが、
福井県の通学率は
小学生 37.9%で35位。
(全国平均47.3%)
中学生 51.1%で31位。
(全国平均56%)
小中ともに全国平均以下です。
塾に通えば学力が上がるとは言えない
はっきりした結果が出ています。
学校の勉強量に不安なら、
「量」を増やすことより、大事なことがあります。
要は意欲とやり方
ただ「勉強しなさい」では
誰もやる気になりません。
かえってモチベーションは下がるものです。
わが子がどこでつまづいているのか、
きちんと見てあげて
やり方を教えてあげること。
また、小中のうちから勉強漬けがいいとは限りません。
部活や課外活動、友人との関わりなども
大事な力になるものだと思います。
僕らは、一対一で勉強をみることで
学習の質をあげることを第一に考えています。
教えるべきことは教えますが、
自分で調べられることは調べ方を教える。
自分から興味を持って
進めるようになったら、
学校でも家でも学習に対する姿勢が変わってきますから。
また、社会人の家庭教師だと
学校の先生と違って
いろんな経験をしてきた人が多い。
そういう大人の話を聞くことで
違う価値観を持てたり
やる気につながることもありますよ。
それでは、
今日も実りある1日を。
笠井伸春
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◆執筆者紹介
笠井伸春
家庭教師のオアシス代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。
高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り
「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える能力なんじゃないか?」
と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
- 成果につなげるため、家庭教師の授業がない日でも効果的な家庭学習が自分でできるようになること