英語の長文読解
ブログFROM: ツバキ
秋晴れで気持ちの良い日が続きますね!
期末テストが終わって気持ちも晴れやかな人もいるでしょうか。
テストを見直してみて、単語の並び替えの問題は割と得点出来るのに、長文読解で得点出来ない、という生徒さんもいると思います。
テスト中、どのように問題を解いているでしょうか。
問題を先に読みますか?それとも英文を先に読んでそれから問題を読みますか?
おそらく問題を先に読んで、それからその答えを探しながら英文を読むほうが効率が良いでしょう。
次は正しく読み取らなければなりませんが、特に1文が長い文章だと何を言っているのか次第にわからなくなる、ということがあり得ます。様々な読み方の中から2つ御紹介できればと思います。
- 1文を短く区切って小さな塊(チャンクと言います)にする
- 問題文に読解の形跡を書き込む
例えば、
“A lot of painters went there to study, to see pictures and to make friends with other painters.”
という比較的長い文があるとしましょう。 パッと見は取りかかりにくいかもしれませんね。でも、
“A lot of painters / went / there / to study, / to see pictures / and / to make friends / with other painters.”
と細かく区切ってみるとどうでしょうか。
「たくさんの画家が / 行った(どこへ?) / そこへ(何のために?) / 勉強するため / 絵を見るため / 友達になるため / 他の画家と」
この様に意味をつかみやすい長さに区切り、( )内にあるような疑問を織り交ぜて読むとわかりやすくなるでしょう。
区切っても分かりにくければ、それをさらに細かく区切って自分が分かる長さにしていきましょう。
みなさんは問題の英文に何か書き込んでいますか? 時折問題の英文に何も書き込まない生徒さんもいるようです。問題文が真っさらより、自分なりの読解の形跡を残していくことも、正しく読み解く助けになりますし、間違った場合も自分の思考の跡が残っているのでどこで間違ったか明白になるので直しがしやすいと思います。
テスト中なので綺麗に書き込む必要はありませんよ。
- 主語や目的語に丸をつける
- itやthatなどの代名詞とそれらが指しているものとを結び付ける
- 問いの答えだと思う英文に下線を引く(間違って答えとは違う文を訳してしまうケアレスミス防止)
- チャンクごとに”/”などの区切りを入れる…
などのことを書き込んでいくと整理しながら読む助けになると思います。
ぜひ試してみて下さいね!
ツバキ
(家庭教師のオアシス チューター/教務スタッフ)