2024県立高校一般選抜 出願数確定【レベル予想】
ブログ本日、県立高校一般選抜の志願変更期間が終わり、出願数が確定しました。
うちの生徒たちが受験する高校をピックアップして分析してみます。
2024県立高校一般選 出願者数・倍率（確定）
うちのサイトで合格点のボーダーを出していますが、あくまで目安。実際は、1倍を超える場合、その年がどんな受験者層なのかで決まります。
複数のコースがある高校では、第2志望まで出せるので、合計も計算してみました。（これは新聞やテレビでは出していない数字だと思います）
ここからは個人的な見方です。
羽水高校
羽水高校は福井市の中堅高校ですね。探求特進は、28人の定員に対して103人、倍率は3.68。
探求特進の人気は目立っていますが、普通科も含めた合計を見ると、今年は0.99倍になりました。さらにですが、探求特進を第1志望にして普通科に希望を出していない受験生が9名ほどいるようです。
県立の探求がダメなら私立特進に、という意向でしょうね。普通科でOKという生徒は合格になるでしょう。
入学後、特に普通科は学力の上位と下位の差が激しくなります。周りに流されないことが羽水に入ってからのポイントだと羽水の普通科生を見ていると感じます。
藤島
福井県内の上位層が集まる高校です。去年の倍率は1.21倍。10名募集が減りましたが、出願は去年407名より8名増えたことでボーダーは少しだけ上がりそうです。
高志
福井市の人気校。去年の倍率は1.37倍。出願者数は、去年215名→今年292名。倍率1.9と激しい戦いになりました。
ただ、募集人員は去年の157名から今年154名とそこまでは変わっていません。嶺北の上位受験者層が去年と変わらないとすれば、合格点はあまり変わらないでしょう。なぜかというと、藤島志望から流れている様子があまりないからです。合格点以下の受験生がどれだけ増えたとしても、合格点は変わりませんね。過去問でやれているなら、平常心で乗り切りましょう。
福井商業
うわさ通り、今年は人気ですね。昔から羽水と福商は同じくらいのボーダーでしたが、今年に限っては福商の方がボーダーは上がるでしょう。
武生
去年は合計した募集292名に対して合計した受験者が291名で、2次募集が出ていました。その反動もあるのでしょうか。今年は倍率1.14倍。厳しくなりそうです。
厳しい戦いになった受験生は特に、最後の最後まで過去問研究と弱点克服をやり切りましょう。全力を出しきれますように。
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◆執筆者紹介
笠井伸春
個別指導塾・家庭教師のオアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
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