受験シーズンになり、不安を感じる受験生もいるようです。

うまくいかなかったらどうしよう・・・と。

もちろん、多少の緊張感はあったほうがいいですよね。

でも、勉強が手につかないほど不安を感じていとしたら本末転倒・・・

そんなときは、どうしたらいいでしょう。

一つ目は、そこまで追い込まれる必要ないということ。受験で成功しようが失敗しようが、自分自身がそのことにこだわり続けない限り、ハッピーな人生を送れるかどうかとは関係のないことです。人間万事塞翁が馬。

二つ目は、自分の力を高めるためのマインドセット（心構え）を見直してみること。

ボクシング界で世界ナンバーワンとも言われている日本人選手を知っていますか？

井上尚弥選手です。（僕はテレビや芸能スポーツ系のニュースをあまり見ないので最近知りました・・・）

彼の次の言葉になるほど、と思ったので紹介します。

「自分はいつも対戦相手の映像を見て確認しても『めちゃくちゃ強い姿』をイメージするんです。あえて相手を過大評価する。だから、今は自分のパンチはマクドネル（相手）に全然当たらないと思っています。そういう心構えでリング上がると『結構、当たるな』と思えるので。」

対戦相手を現実よりずっと強い姿でイメージして、そのイメージを相手にトレーニングをしているようです。

すごくないですか。

自分にとってとても難しい状況になることを想定して、具体的に対策を考えておく、
という教訓にも感じました。

強敵をイメージして練習しておけば、実際に厳しい状況になったときも、心が乱れにくいし、実際はそこまでハードな状況でなかったりするので、力を発揮しやすくなると思いませんか？

もちろん、これは日々の練習があっての話。

先々を心配するよりも、今この瞬間の行動を優先したいですね。

今、乗り越えるべき壁は何ですか？
そこに向かって今行動していますか？

参考になれば幸いです。

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◆執筆者紹介

笠井伸春
個別指導塾・家庭教師のオアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰

単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。

主眼にしているのは、

• 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
• 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと

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