日程や出題範囲など毎年のように変わっている高校入試。

今年の福井の中3生はどのように取り組めばいいのか？

今日は、福井市のある中学のテストや入試間の日程を見て考えてみますね。

ある中学の3年生の日程

• 6月29日（木）・30日（金）確認テスト
• 7月三者懇談
• 8月31日（木）9月1日（金）第1回定期考査
• 9月28日（木）29日（金）確認テスト
• 11月7日（火）8日（水）学力診断テスト
• 12月三者懇談
• 12月6日（水）7日（木）確認テスト
• 1月推薦
• 2月私立、県立一般入試（未定・入試本番の日程はそろそろ発表されると思います）

ここでポイントは、この中学校では確認テストが3回しか予定されていないこと。

※今のところではあります。後半は変更の可能性あり。県立入試の日程が通年通りの3月に戻るとすると、実力テスもあるかも（福井市内）

いずれにしても、進路決定の材料になるテストが少ないのが特徴なのは変わりないでしょう。

すると、どうなるか？

多くの生徒は、テスト前に集中して勉強しているのが現状ですよね。テスト前の勉強は主に復習と実践形式のテスト練習です。

そのテストの間隔が長く開くとなると、復習が不十分な状態で、学診や入試本番を迎えることになりがちです。

ここは留意すべきかと。

学校のテストがなくても、確認テストの過去問を積極的に使って復習していけるかどうかが、中・上位層にはポイントになりそうです。

個人的な意見としては、たとえ明日テストだよ、と言われても力を出せるような状態を作っておくこと。それができれば、安定するし、より安心して受験勉強ができると思います。

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◆執筆者紹介

笠井伸春
個別指導塾・家庭教師のオアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰

単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。

主眼にしているのは、

• 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
• 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと

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