ホームページを見たというお家の方からいくつか質問をいただき、

「上位の大学を目指すなら高1から対策した方がいいですか？」

と聞かれたのでシェアしたいと思います。

今まで塾・家庭教師はなしで、自分で勉強してきた結果、県模試は県で二桁番とのこと。すごいできる子ですね。

僕の結論から言いますと、

それでも
①勉強の師匠はつけるべき
②つけるなら早い方がいい
です。

①勉強の師匠はつけるべき

なぜか？

スポーツで例えましょう。

一流の成績がほしいアスリートを想像してみるとどうでしょう？

ほとんどの選手にコーチがいますよね？

本人が練習の仕方などもわかっているのに。

コーチはさらに上を目指すために本人も気がつかないような改善のポイントを指導したり、心構えを伝えたりできるからです。

勉強でも同じ。

もちろん、今の成績に満足しているし、今後もキープしてればOK、というなら今のままでいいでしょう。

でも、大学受験は誰しも初めてのこと。コツを知っている先輩に教わることができるならそれに越したことはないです。

②つけるなら早い方がいい

大学受験の勉強は、3年生になってからするものではありません。高校入試のノリで、高3の夏から頑張る！では、上位の大学に受かることは普通の人には無理です。

Sランク、Aランクの大学に受かる生徒が多い高校では、2年生までに教科書を終えて、1年かけてじっくり受験対策をしています。（超進学校はもっと早い）

高3の12月に社会の授業が終わって1月に共通テスト、みたいな高校も普通にありますが、それでは勝てませんね。

勉強は出題範囲が決まっています。これを早く習得すること。教科書1周を早くすることは、考えている以上に大きなアドバンテージになります。

そして、志望する大学の問題を合格ラインまで解けるレベルに高めること。

受験勉強は意識した時から始まっている、ということですね。

これらを1人でできちゃう子も過去に数人いましたが、それは稀。

ほとんどの生徒はサポートがあった方が楽に早く進むことができますよ。

少しでも不安があるなら、僕らを頼ってほしいと思います。

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◆執筆者紹介

笠井伸春
個別指導塾・家庭教師のオアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰

単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。

主眼にしているのは、

• 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
• 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと

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