努力と成果は比例しない
ブログFROM 笠井伸春
今、マンツーマンで教えている子、
3ヶ月ほどして成果が表れてきました。
最初は自分の学力に不安があったみたいですが
最近は勉強のやり方も身についてきて
前向きさも伝わってくるようになり
僕も楽しみな時間になっています。
次のテストでは
今までと違う結果になりそうです。
そのとき、多分、周りからは
突然伸びたように見えるでしょう。
努力すると成果は
比例直線のように表れるイメージってないですか?
1努力したら次の日に1の結果になる
10努力したら次の日に10の結果になる
・・・
実際は、そうなりません。
横ばい状態が続く
↓
急に上がる
↓
また横ばい状態
↓
また急に上がる
こんな風になります。
努力と成果は、時間的に比例しない
スポーツでも、できなかった課題が
急にできるようになった経験ないですか。
しばらく練習してもうまくならないのに
いつか急にできた、ということ。
子どものころでいえば、
たとえば、自転車の練習とか。
できない、できない、でも
でもできるようになりたいから
補助輪つけて練習する。
で、続けていくと、
あるとき、急にこげるときが来ましたよね。
転ぶ回数が3回から1回に減ってきた、とか
少しずつじゃなくて、もう乗れるようになっています。
僕は将棋が下手なりに趣味の一つなんですが
詰め将棋でも、毎日少しずつ直線的に
うまくなるというより
階段を上がる感じがします。
バラバラな点を学んでいって
あるときに線でつながるイメージです。
数学の問題を解く力とか、
長文を読む力とか、
単語の暗記できる量とか、
勉強も同じ。
一定の努力をしているんだから
テストのたびに5点ずつ一定の上がり方を続けそうなんですが
そんな伸び方は実際はしない、ということなんです。
横ばいか、少し上がったり下がったりします。
伸びるときがいつ来るかは
個人差があり、やっている内容によります。
でも、大事なことは
続けていれば必ず伸びる瞬間が来る、ということ。
勉強なら、正しい努力をして
早くて3ヶ月ぐらいが目安。
ちょっとやってみて
ダメだったと判断するのはもったいないですね。
(もちろん、間違った勉強のやり方ではもっと時間がかかることになりますが)
伸びる前の横ばい状態があることを
知っていれば途中であきらめなくなりますね。
正しい努力はムダになりません。
その頑張りを応援したいと思います。
◆執筆者紹介
笠井伸春
家庭教師のオアシス・個別指導塾オアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
◆リンク
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