H30高校入試AB選択問題 (オアシス講師勉強会にて)
ブログFROM 笠井伸春
午前中、オアシス講師で勉強会を開きました。
テーマは高校入試対策。
討論した内容から
ひとつシェアしたいと思います。
来年、平成30年度の入試から
いくつか変更があることはご存じかと思います。
その中の一つが
数学・英語の問題が、高校・学科によって一部変わる、ということ。
今までは、県立高校なら
どの高校でも、普通科でも専門コースでも
統一の問題だったんですが、
今回から一部選択になりました。
一般入試で、各高校・学科によることになります。
数学と英語の
大問4~6のうち、1,2問は
A・Bに分かれます。
A・・・基礎力を問う設問の割合が多い問題
B・・・記述・論述型の設問の割合が多い問題
各学校・学科はどっちか、次のようになります。
自分が受ける高校はABどちらでしょう?
平成30年度入試 選択問題
足羽 普通 A, 国際中国 A, 国際英語 A
羽水 B
金津 B
高志 B
藤島 B
丸岡 B
三国 B
大野 B
勝山 B
鯖江 B
武生 普通 B, 理数 B
武生東 普通B, 国際 B
丹生 B
敦賀 B
美方 B
若狭 普通 B, 文理探究 B, 海洋科学 A
丹南 A
福井農林 A
科学技術 A
武生工業 A
敦賀工業 A
福井商業 B
武生商業 A
坂井 A
奥越明成 A
若狭東A
(違いのない学科名は省略)
A問題とB問題 対策は変わるの?
結局やることは基本的には変わりません。
基礎を大事にすること。
苦手なところは徹底して繰り返し、定着させること。
ただ、B問題の高校を受けるなら、
それに加えて記述問題の演習を意識して増やす、ということですね。
数学での記述問題
今、数学でも説明させる問題が増えてきています。
一番の対策は、
普段の勉強から
途中経過を書くようにすること。
途中経過は自分さえわかればいいや、と
途中の考えを省略してしまいがち。
「説明しなさい」
という問題でなくても
どう考えたのか、書くようにしましょう。
これが、B問題の対策になります。
この習慣は直前からやっても
なかなか身につきません。
普段から途中経過を
書くクセをつけておきたいですね。
それでは、
今日も実りある1日を。
笠井伸春
追伸
西見先生からおすすめの一冊。CD付き。
英語特有の、日本人が聞き取りにくい音を聞くトレーニングになる、とのこと。
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◆執筆者紹介
笠井伸春
家庭教師のオアシス代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。
高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り
「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える能力なんじゃないか?」
と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
- 成果につなげるため、家庭教師の授業がない日でも効果的な家庭学習が自分でできるようになること
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