大学入試改革まであと3年(今の中3生) それまでに各学年でやっておきたいこと
ブログFROM 笠井伸春
(イメージ出典 朝日新聞社)
「センターが廃止、記述式問題が加わる大学入学共通テストがはじまる」
「英語は民間の検定制度を利用する」
など
ニュースでご存じかと思いますが
うちの子の年はどうなるのか?
不安だったり混乱されている方も多いと思います。
今、発表されていることから
わかっていることをまとめて紹介したいと思います。
今の高1までは従来のセンター試験
2020年、今の中3生からは
共通テスト先行実施(マーク式+記述式 国語、数学)
2024年、今の小5からは
共通テスト本格スタート。
(本格実施の具体的内容はぎりぎりまで検討されるかもしれません)
共通テスト(先行実施)のポイントをまとめると・・・
マークシート式問題も変わる
マークシート式の問題も残りますが
今までの知識量に加えて、
思考力・判断力を問う新しい傾向のマーク式になるといわれています。
正解を選択肢の中から選ばせるのではなく、
複数選ばせたり、数値や記号をマークさせるような問題が多くなるので、偶然正解する、ということが少なくなります。
大学は特定問題の点数を受け取ることもできるように
大学は合計や科目ごとの得点だけでなく、
特定の領域・分野に絞った成績を
評価できるようにする方向で検討されています。
日程はセンター試験と同じ
センター試験と同じく1月中旬2日間になる予定です。
ただし、2024年の本格スタート後は
複数回実施の可能性もあるとのこと。
国語 記述式問題は?
記述式問題は3問程度。
記述式とマークシート式の問題は別々に出題。合わせて100分程度。
「感想」ではなく、客観的な事実を理解する力をみるので
自由度の高い問題は出ない。
条件を読み取る力のトレーニングが有効。
数学 記述式問題は?
記述式は3問程度。
証明問題は出ない。(証明方法は1つとは限らないので採点方法が難しいためか)
社会や日常生活との関連する題材も。
英語
民間の資格・検定試験を高3の4月~12月で2回まで。
2024年の本格導入までは共通試験でも英語があります。
共通試験か、資格検定試験のいずれか、
または両方を選択利用なのかは大学による。
うちの子の年はどうなるのか? 学年別の注意点
◆今の高校1年生
センター試験最後の年。
この学年は「絶対に浪人するわけにはいかない」
と思っていた方がいいでしょう。
センター試験と共通テストでは学習の準備がかなり違ってくるので。
万が一も考えて志望校選びは注意深く。
◆今の中学3年生
共通テスト最初の学年。
過去問がありません。正直手探りになる部分もあります。
でも、必要な情報は事前に発表されます。
学校、塾からの情報から情報を得ていくようにしましょう。
ただ、確実に言えることは
思考力や判断力を発揮するには
今の中学の基礎が土台になります。
新しい学習方法に惑わされず、学び残しのないように
中学でやってきたことをしっかり理解・定着しておくことが大事。
◆今の中学1・2年生
おそらく、このときは
類題や対策・ノウハウもある程度はできているでしょう。
でも、制度の修正もあるかもしれないので
確認しながら進めることになりそうです。
◆今の小学6年生
大学入学共通テスト本格スタートの前の年。
それまでの先行実施とはかなり大きく変わると予想されています。
今の高1生と同じく、現役合格したい学年。
◆今の小学5年生
共通テスト本格化の最初の受験。
中2までは移行措置期間ですが
中3で学習指導要領が完全に切り替わります。
高校入試も変わることが予想されるので、
特にこの時期には注意が必要。
中3になる前にこのギャップに対応できるように
学習環境を整えておくといいと思います。
・どんな問題になるのか、見てみたいという方へ
2020年から実施のモデル問題が公表されました。
大学入試センター: 共通テスト モデル問題例等について
http://www.dnc.ac.jp/corporation/daigakunyugakukibousyagakuryokuhyoka_test/model.html
以上、参考になれば幸いです。
それでは、
今日も実りある1日を。
笠井伸春
参考資料:Educational Network Journal、他
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◆執筆者紹介
笠井伸春
家庭教師のオアシス代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。
高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り
「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える能力なんじゃないか?」
と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
- 成果につなげるため、家庭教師の授業がない日でも効果的な家庭学習が自分でできるようになること
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