気乗りしないことをやるとき
ブログFROM ツバキ
5月ももう終わり。
新しい生活にも少しずつ慣れてきた頃でしょうか。
中間テストが終わり、これから授業も少しずつレベルアップしていきますね。
苦手な教科やあまり好きでない教科の課題が出たとき、
一番最後まで残ってしまうことはありませんか?
わたしも好きな教科のほうが早く終わっていた記憶があります。
順番はどうであれ終わるのであればいいですが、
最後まで残ってしまって終わらない、となるとつらいですよね。
家庭教師の授業では、
生徒さんが成功体験をして自身を持てるよう、また勉強を楽しくできるように、
長所(好きな教科・はかどる教科)を伸ばすことが多いですが、
宿題など「やらないといけないこと」となると、
好きじゃないからしない、というわけにはいきませんね。
学校でもそうですが、
この先大人になっていく上で、「やりたくないから」という理由で
物事から逃げていけないことが多いでしょう。
だから、今そのための練習をしているとも言えますね。
1. 小さく分ける
長い休みになると、テキスト1冊、とか50ページ分、とか、多く出ますよね。
「いやだなぁ、やりたくない」と思って、最後の1日くらいでテキスト1冊、となると、
誰でもゾッとするでしょう・・・。
ますますやりたくなくなりますね。
なので、
1日2ページ、とか、小さなゴールを作ってやっていくと、
山のようにならなくてすみますね。
普段の宿題も、今5ページするのがしんどい、と思うなら、
今日3ページ、明日2ページなど、達成しやすい小さなゴールにしてやってみるといいですね。
2. 先延ばしにしない
先延ばしにすると、どうなるか考えてみましょう。
「今日はやらない。明日にしよう」というのを、毎日続けていくと・・・
坂で雪玉を転がしていくと、雪がついてどんどん大きな雪玉になりますね。
それと同じで、今日の分、明日の分、あさっての分、とどんどんたまっていってしまいます。
仮に1日2ページでも5日ためたら、10ページ。
必ずしも毎日できる、とはいかないかもしれませんが、先延ばしにすればするほど、
やることは多く、大変になり、やる気もそがれてしまいますね。
3. デッドラインを決める
提出日でもいいですが、それより1,2日早めに自分で期日を決めてやると、余裕がもてますね。
ギリギリに焦って必死に・・・だと効果的な学習ができにくくなりますし、
なにより課題に自分がコントロールされているようですね。
自分が課題・物事をコントロールしている、の方がよっぽど良いですね。
わたしは週末の場合は金曜日か土曜日には宿題を終らせるようにしていました。
「やらなきゃ!」というのがなく、気持ち的にとてもスッキリしているので、
残った時間は、自分で決めた勉強にしろ遊びにしろ全力でできますから。
また、これを20時までに終わらせる、とか、1時間がんばる、という
勉強の終了時刻を決めるのも、そこに集中して取り組めるので良いですね。
(時間を気にしすぎて適当になってはダメですが)
4. 楽しいことを見つける
ネガティブなイメージを持っているものにも、
楽しいポイントは必ずあるものです。
単語を覚えるときに、好きな曲のフレーズと関連付けてみたり。
5. 習慣にする
1~4などのことをくり返していって、習慣にすると、
「やる時間だから始めよう」、「毎日2ページだから今日も」
というふうになり、
「やる気が・・・」とか「気が乗らない」というやる気に関係なくできるようになります。
気が乗らないようなことでも、
毎日の行動で習慣にして、自分の糧にしていきましょう。
ツバキ
(家庭教師のオアシス チューター/教務スタッフ)