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2016.12.28

塾に通っているのに伸びません

FROM 笠井伸春

教室

「塾に通い始めて半年たったんですが、
全然変わりません」

お母様からの相談。

原因はいろいろですが、
よくある次の二つをご紹介します。


1.勉強した気になる(安心してしまう)

2.学校の方がおろそかになる

 

1.勉強した気になる(安心してしまう)

塾が悪いと言うわけではないですよ。
ピントの合った授業を選び、
うまく活用できれば、確実に伸びるでしょう。

でも、伸びない場合は原因を分析しないといけません。
中学生に多いのは次のパターン。

塾に通う
   ↓
「今日もがんばって授業受けたなあ」と勉強した気になる
   ↓
安心して、家で勉強しなくなる
   ↓
全体の学習量が減る

・・・

当然ながら、知識の量は学習量に比例します。

1時間、塾で授業を受けて、受けっぱなしなのと
2時間、自分にとって必要な課題を自習する。

どちらが学習効果が高いと思いますか?

はっきり言って、
勉強のやり方がわかっていれば、
学習効果が最も高くなる学習方法は、自習です。
(僕らは立場上、なかなか言わないことですが・・・)

この問題の対策としては、
本人に合ったレベルで自主学習できるような
宿題を用意してもらうことが有効です。

 

2.学校の方がおろそかになる

これは高校生に多い。
これはあるベテラン教師からも指摘されたことですが・・・

ある程度大きい集団塾や映像授業は
学校の先生の授業より面白いし、
「なるほど!そうだったか」
と理解しやすいかもしれません。

それはそうです。

大きい予備校や
リクルートのやっているような映像授業の塾講師は
カリスマ講師と言われるように
生徒からの評価が高い先生ですから。

(実際、僕らも解説の仕方の参考に学ぶことがあります。)

 

「今までの学校の授業より全然わかりやすい」
とのめり込む生徒も多いです。

すると、
学校でやっていることを軽く見るようになる。

浪人生なら問題ないでしょう。
でも、現役生なら・・・まずいですね。

なぜなら、成績は
塾・予備校ではなく、
学校で評価されるんですよ。

予備校の模試でどうだろうが、
合否にはなんの関係もありません。

なので、学校以外で受ける授業は
自分にとって必要な単元に絞って選べばOK。

あくまで自分のゴールを優先して
学習環境をそれに合わせて活用しましょう。

 

ただ、成績が変わらないからといって
すぐに塾を変えるのはリスクもあります。

やりはじめて結果が見えるまでには
ある程度の時間がかかりますから。
ちなみに僕らが判断するときは、
3ヶ月後・半年後あたりです。

以上、参考になれば幸いです。

それでは、
今日も実りある1日を。

 

笠井伸春

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◆執筆者紹介

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笠井伸春
家庭教師のオアシス代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰

単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。

高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り

「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える能力なんじゃないか?」
と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。

主眼にしているのは、

  • 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
  • 成果につなげるため、家庭教師の授業がない日でも効果的な家庭学習が自分でできるようになること
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