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2016.12.16

音楽を聴きながら勉強しています・・・

FROM 笠井伸春

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あるお母様からの相談。


ちょっと お聞きしてもよろしいでしょうか?

うちの子は ウォークマンで
好きな曲を聴きながら勉強しているので
心配なんですが、大丈夫でしょうか?

常に聴いているし、口ずさんでいます。

私には 言語をききながら
言語の勉強が出来るとは思えないんですが…。

ちなみに うちの子は国語と英語が苦手です。

○○先生にも何度か相談しましたが
ありだそうです。

こどもを信じてそっと見守ってはいますが、
やっぱり気になってしまいます。

人それぞれでしょうか?

ひとことアドバイス ありましたら、
宜しくお願い致します。(お忙しいのに すいません。)


(以上、一部編集。以下、僕からの回答です)


○○さん、こんにちは。

日本語の歌詞の音楽を聴きながら
勉強がはかどるのか?

そこは専門ではないので個人的な意見になりますが、
ある程度は人による、というのと、内容による、と思います。

僕の場合、集中したいときは雑音は消します。

でもずっとは集中できないので、
ゆるめる時間もとりますが、
そのときは何か聞きながら進めます。
(単純作業的な時間)

でも、本人にとってはどうでしょうね。

実験を提案してみてはどうでしょう。

音楽を聴きながらした場合と
聞かない場合で時間を計って。

覚えられた単語数や
できた計算問題の数など

比較実験してみては?

結果が見れば本人も納得できるでしょうし、
これからの勉強でも自覚しておくことは大事ですね。

(ここまで)


確かに、音楽を聴きながら勉強している中学生は多いですね。
後日、気になって専門家の意見を調べました。

 

青山学院大学教育人間科学部教授
重野 純先生によれば・・・


音楽は理屈を超えて、人間の喜怒哀楽に直接働きかける、大きな力がある。
人の心を癒やしたり、緊張感を和らげたり。

歯医者で流れている音楽も、緊張を和らげるのが目的。

 

勉強ではどうか?

勉強の中でも、単純な作業には、音楽はとても向いている。

例えば、ひたすら漢字を書いて手に覚えさせる、
というような勉強だったら、
音楽をかけてやってもいいのではないか。

音楽には、癒やす一方で注意を喚起する効果もあるので、
単純作業を飽きずにできる。

 

音楽が向いていない勉強は?

数学の問題を解いたり、英語の読解をしたり、
しっかり考えながらやるようなタイプの勉強は、
音楽をかけながらではないほうがいい。

数学でも国語でも英語でも、考えるのには「言語」

音楽で歌詞のあるものだと、
どうしても左脳がその音楽の歌詞を理解しようとしてしまうので、
勉強に集中できなくなる。

歌詞のない音源をヘッドフォンで聴くのではなく、小さな音量で部屋に流すのがベター。
(ヘッドフォンやイヤホンの使いすぎによる難聴も問題になっているので)


ということです。

 

ただ、実際の試験会場では音楽はかかりません。
音楽がないと集中できない、ということにはならないように。

だから、いつもいつも聴きながらだと、
慣れてしまうので、NGと言えます。

考える問題や本番形式で問題を解くときは
静かな環境にすることにして
本番でも集中できるようにしておきたいですね。

まとめ

・単純な作業なら音楽は効果あり
・しっかり考えるべきときは歌詞付きの音楽はない方がいい

それでは、
今日も実りある1日を。

 

笠井伸春

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◆執筆者紹介

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笠井伸春
家庭教師のオアシス代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰

単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。

高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り

「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える能力なんじゃないか?」
と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。

主眼にしているのは、

  • 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
  • 成果につなげるため、家庭教師の授業がない日でも効果的な家庭学習が自分でできるようになること
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