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2015.12.16

満点を取った社会の勉強法

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FROM 笠井伸春

先週、ある中学3年生のお母様より、ご相談いただきました。

シェアしたいと思います。

ーーー(ご相談)ーーー

昨日三者面談でした。
学診が出来なかったので、想像はしておりましたが、厳しいものでした。


やっている割には、上がってこないので、
本人も悩み出しました。


特に社会の勉強の仕方はわからないと。


歴史、資料を使った問題、
どんどん負のスパイラルです。


時間もなく、効果的な勉強方法、毎日するのが必須でしょうが、


何かよい問題集、プリント等あればご教示下さい。


現在、手当り次第で、あちこちフラフラしすぎだと思うのですが、


本人に伝えると、怒るので、ついつい助言出来ずにいます。

ーーー(ここまで)ーーー


なるほど、悩ましい問題ですね。

問題に感じていらっしゃることが、二つあるように思いますがいかがでしょう?

(1. 社会の勉強のやり方と、2. 本人への助言の仕方)

一つずつお答えしますね。


1. 社会科の勉強方法について

確かに社会の勉強の仕方は迷いますよね。

塾の講習用の問題集を渡されていたり、
学校からの宿題のワークを言われるままに進めていたり、
書店で問題集を買ってはやって、こっちはどうかとまた買ってみたり。

そのうち、何をどうやってやればいいのか、
ほんとにこれで力がついているのか、
分からなくなってしまう。

分かります。この現象は、すべての教科でよくあります。

結論から言うと、

いろんな問題集や参考書に手を出すのは、まずいやり方

、なんですよ。

理由は2つあります・・・


一つ目は、体系的に学びにくいから

何冊もの問題集を同時にやると、つぎはぎの知識になりやすい。

特に入試問題になると、経済や文化など歴史の流れを問われます。
~時代だけ得意とか、
~文化だけ得意とか、では

時代の流れを聞く総合的な問いには正解できません。


二つ目は、定着しにくいやり方だから

何冊もの問題集に取り組むやり方では、
やりっぱなしになるので、
「繰り返し」ができていないはずです。

長期記憶への定着には「繰り返す」ことが必要です。
つまり、何冊も違う問題をやるより、
1冊を繰り返した方が記憶に残りやすいです。



それを証明する、僕が聞いて驚いた勉強方法をお話しましょう。

うちの家庭教師で、こんな女性講師がいました。

彼女は、センター試験の社会で満点を取り、
東京大学文学部を卒業しました。

彼女に聞いてみたことがあります。
「中学、高校の時、社会ってどうやって勉強したの?」と。

返ってきた答えには驚きました。
文字にすると12文字です。

その答えは・・・


教科書を5回精読しました

・・・

究極の勉強法ですね。

僕らが~メソッドや、~式とかいう勉強方法に振りまわされて
ついつい、忘れてしまうことがあります。

試験問題は教科書から出題される
ということ。

彼女みたいに文を読んだだけでは頭に入らないよ、という人も多いでしょう(僕もそうです・・・)


でも、考えてみてください。



教科書5回読んだことありますか?

1冊まるごとでなくても、1つの単元からでいいんです。

書いて覚えるために問題集を使うにしても
「1冊を繰り返すこと」です。


僕は、500人以上の家庭教師希望者と面接してきましたが、
社会科で高得点を出した大学生に聞きますと、
「1,2冊の問題集を何度も繰り返した」というような答えが
もれなく返ってきます。



2.本人への助言の仕方について

中学生くらいになると、
身内からの勉強へのアドバイスには、反発するものです。

「何がわかるの?」とか「分かってるって」とかいう気持ちになるんですね。

なので、策としては、
学習指導をしている第三者に頼んで
言ってもらうことをおすすめします。

学校・塾の先生や家庭教師など、

本人が普段素直に話を聞けている人がいいですね。



以上、参考になれば幸いです。



笠井伸春

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◆執筆者紹介

笠井伸春

笠井伸春
家庭教師のオアシス代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰

単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。

高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り

「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える能力なんじゃないか?」
と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。

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