テストの点数が下がった時、まず確かめたいのはそこじゃない
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定期テストが返ってくる時期の中学生も多いかと思います。
点数だけを見て、「え、下がってる…」と一喜一憂していませんか。
点数が下がっていると、それだけで「サボっていたのかな」「わかっていないのかな」と決めつけたくなりますが、まず確かめたいのは点数そのものではありません。
点数が下がると、つい「できなかった」で片づけてしまう
テストは毎回同じ難しさで作られているわけではありません。
前回の平均点が高く、今回の平均点が下がっている回もよくあります。
前回90点だった子が今回70点だったとしても、平均点が20点下がっていれば、順位や周りとの差はそれほど変わっていないこともあります。
点数の上下だけを見て一喜一憂すると、本当に見るべきところを見落とすことになります。
見るべきは「対策した範囲」と「していない範囲」の分かれ目
答案が返ってきたら、まず問題を2つに分けて見ています。
ひとつは、事前に対策していた範囲。もうひとつは、まだ手をつけていなかった範囲です。
対策していた範囲なのに点数が伸びなかったとしたら、それはやり方を見直すサインです。暗記だけで止まっていないか、理解が浅いまま次に進んでいないか、見直すきっかけになります。
一方で、対策していなかった範囲でできていないのは、当たり前のことです。責める必要はなく、次の課題にすればいいだけのことです。
数学なら、繰り返し解いてきた計算問題と、まだ習ったばかりの文章題や図形の問題を分けて見るだけでも、次にやることがはっきりします。
頑張り始めたばかりなら、結果はすぐに追いつかない
部活を引退して勉強に本腰を入れ始めた子や、夏休みに机に向かう時間を増やした子ほど、この時期は「頑張っている割に結果が出ない」と感じやすいところがあります。
正しいやり方を続けていれば、力は少しずつ積み上がっていきます。
オアシスの生徒でも勉強量を増やしたばかりの生徒がすぐに点数へ結びつくとは限らず、数ヶ月かけてじわじわ結果に表れることがよくあります。
テスト1回の点数の上下より、対策した範囲がきちんとできているか、そして続けられているかどうかに目を向けたいところです。
点数が下がっても、それだけで力が落ちたとは限りません。
まず見るべきは、対策していた範囲でつまずいていないかどうかです。
頑張り始めたばかりの今は、結果よりも続けられているかに目を向けたいですね。
以上、参考になれば幸いです。

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◆執筆者紹介

笠井伸春
個別指導塾・家庭教師のオアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
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