AI教材は子供のためになるのか、迷ったことはありませんか
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福井大学と内田洋行が、CBTとAIを使った教育評価について研究する包括連携協定を結んだというニュースがありました。
福井大学と内田洋行がAI教育評価の協定を結んだ
2026年8月26日、両者は福井大学教育学部附属義務教育学校を拠点に協定を締結しています。
ICTやAIを活用した学習環境づくりに取り組み、学力調査や日々の学習から得られるデータを分析する研究です。
目的は、先生の授業改善につなげることと、生徒一人ひとりの理解度に応じた学習支援につなげることの二つです。
テストの点数だけでなく「どこでつまずいているか」をAIで見える化しようという取り組みで、これから福井の学校現場に広がっていく可能性があります。
地元の大学が拠点となってこうした研究に取り組むのは、福井の教育にとって珍しい機会でもあります。
学校が模索する仕組みを個別ゼミでは先に動かしている
実はこの発想、オアシスの個別ゼミではすでに教室で動いています。
個別ゼミで使っているAI教材のaim@は、生徒が解いた問題の正誤や解答の様子から理解度を判定し、次に出す問題を調整する仕組みです。
同じ単元でつまずいた生徒でも、原因は一人ひとり違います。
計算のミスなのか、公式の理解不足なのか、それとも問題文の読み取りなのか。原因によって、次にやるべき問題は変わってきます。
aim@はその違いを見ながら、一人ひとりに合った問題を出し続けます。
学校がこれから実証を重ねていく「AIで理解度をはかる」という発想を、教室では日々の学習の中ですでに動かしている形です。
AIに答えを聞くのではなく、AIで考える力を育てる
こうした話をすると、「AI教材に任せて大丈夫なの」と心配される保護者の方もいらっしゃいます。
気持ちはよく分かります。答えをすぐ見てしまう癖がつくのではないか、という不安ですよね。
個別ゼミで大切にしているのは、AIに答えを聞くことではありません。
AIが示すヒントをもとに、自分で考え直すことです。
分からない問題にぶつかったとき、すぐに答えを見せるのではなく「どこまで分かっているか」を一緒に確認しながら進めていきます。
AIは便利な道具ですが、使い方次第で学びの質は大きく変わります。
学校でもAIを使った評価が広がっていく中で、家庭でも「AIとどう付き合っていくか」を子供と話しておくのは、これから大事になっていくと感じています。
点数だけでは見えなかった「分かったつもり」に、AIの力を借りて気づける時代になってきています。
道具が変わっても、自分の頭で考え抜く経験を積むことの大切さは何も変わりませんね。
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◆執筆者紹介

笠井伸春
個別指導塾・家庭教師のオアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
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