勉強を「楽しい」と思える子と、そうでない子は何が違うのか
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夏休みが明けて、最初の実力テストや夏休みの課題テストが返ってくる時期になりました。
福井市内の中学校は2学期制が多く、1学期の期末考査は9月に控えています。その手前の段階として、7月のテストの結果にまず向き合う生徒も多い時期ですね。
確認テストだったり、中3生は福井新聞模擬テストだったり。
「思ってたよりできてなかった…」
と気持ちが後ろ向きになっていませんか。
できなかったところばかり見ていると、勉強がつらくなる
間違えた問題や目標点との差にばかり注目していると、勉強に対する気持ちはどうしても重くなっていきます。
丸つけのたびに「またここができてない」「全然だめだ」という言葉が増える生徒ほど、次のテストに向かう足取りも重くなっていきそうです。
できないところを直視するのは大事な作業です。ただ、そこで気持ちが止まってしまうと、次の一歩が踏み出しにくくなります。
「できるようになったこと」に目を向けると、同じ勉強でも見え方が変わる
間違えた問題を解き直した後に、聞くようにしていることがあります。
「さっき解けなかった問題、今はどう?」
「あ、できる」
このひとことが出ると、生徒の表情が少し変わります。
数学の途中式の計算ミスだったり、英語のスペルの覚え間違いだったり、原因はさまざまです。原因がはっきりすれば、次に気をつける場所も一つに絞れます。
1時間前の自分と今の自分を比べてみると、できなかったことの中に「できるようになったこと」が確かにある、とわかるものです。
点数という結果だけを見れば同じでも、そこにたどり着くまでにどれだけ理解が進んだかは、本人にしかわからない部分があります。
前向きな気持ちが結果的に成績にもつながっていく
前向きに勉強に向き合っている生徒は、テスト直しも「やらされる作業」ではなく「昨日より少し賢くなるための時間」として続けられる傾向があります。
これは特別な才能ではなく、テストの答案やノートをどう眺めるかという、ちょっとした習慣の違いです。
期末考査に向けて、これから解き直しの機会は何度もやってきますが、そのたびに、できなかったところと同じくらい、できるようになったところにも目を向けてみるといいですね。
結果だけを見れば、まだ足りないところはたくさんあるかもしれません。
それでも、昨日より一歩でも前に進んでいるなら、それは十分な成果です。
以上、参考になれば幸いです。

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◆執筆者紹介

笠井伸春
個別指導塾・家庭教師のオアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
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