「うちの子は覚えが悪い」と感じたら、まず疑いたいこと
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いよいよ受験シーズンを感じる季節になってきました。
オアシスの教室でも、解き直しや苦手単元の立て直しに追われる生徒がこの時期は多くいます。
同じ内容を同じように説明しても、すんなり理解する生徒もいれば、何度説明しても引っかかる生徒もいます。
その違いを見ていると、理解力そのものより「やり方が合っているかどうか」の差だと感じることがよくあります。
同じ教え方が全員に効くわけではない
一対一で教えていると、生徒ごとの学び方の違いがはっきり見えます。
英単語ひとつとっても、書いて手で覚えるタイプの生徒もいれば、声に出して耳で覚える方が入る生徒もいます。
文章を読んで筋道を追うのが得意な生徒もいれば、図や表に置き換えたほうがすっと理解できる生徒もいます。
集団授業だと、この違いは埋もれてしまいがちですね。
「クラス全員に同じ説明」をすると、合う生徒と合わない生徒が必ず出てきます。
「覚えが悪い」ではなく「やり方が合っていない」だけということもある
何度説明しても覚えない場面が続くと、教える側もつい「覚えが悪い」と感じてしまうかもしれません。
本人も同じように感じて、勉強への苦手意識を強めてしまうという残念なことになるかも、、
でも実際は、理解力の問題ではなく説明の仕方が本人に合っていないだけということが少なくありません。講師側のスキルの問題ですね。
よくあるのが、数学の文章題がずっと苦手な生徒。
言葉での説明を、図に書き起こしながらの説明に変えたところ「あ、そういうことか」とすんなり理解できるようになることが多いです。
本人の頭の中で何が起きているかを一緒に確認しながら、合う説明の仕方を探っていくことが大切だということです。
自分に合うやり方が一つ見つかると、勉強への向き合い方が変わる
苦手だった教科で「このやり方なら分かる」という体験が一つできると、勉強そのものへの構え方が変わっていきます。
「自分は覚えが悪い」から「このやり方が合っていなかっただけ」に変わる。
その差は小さいようで、次の勉強への意欲に大きく影響します。
自分に合うやり方を一つ持っている生徒は、新しい単元に出会ったときも、まず自分のやり方を試してみる余裕が生まれます。
特にテスト前の時期に、これまでの勉強のやり方を見直す機会にしてみるのもいいかもしれません。
覚えが悪いのではなく、やり方が合っていないだけということは多くあります。
以上、参考になれば幸いです。

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◆執筆者紹介

笠井伸春
個別指導塾・家庭教師のオアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
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