「わかってたのに…」ケアレスミスが減らないのはなぜ?
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夏休みも終わりに近づき、オアシスの教室では宿題の丸つけや模試の見直しをしている生徒の姿が多くなっています。
何人か、数学の計算はすべて正しく進んでいたのに、最後の符号を書き忘れただけで不正解になった生徒がいました。
「わかってたのに…」
ということですが、、
この手のミスは、理解不足が原因ではなく、自分がどこで間違えやすいかに、まだ気づけていないだけということが多いです。
「わかっていたのに間違えた」は実力不足ではない
ケアレスミスというと、注意力の問題として片づけられがちです。
でも実際は、間違え方には一人ひとりクセがあります。
問題文を読み飛ばしやすい子もいれば、計算の途中で符号を書き忘れやすい子もいます。
福井県立高校の入試や各種模試には、記述式や計算過程にも配点がある問題が少なくありません。
藤島や高志のような上位校を目指す生徒ほど、内容は理解しているのに小さなミスで数点を落とすことをなくすことが重要になります。難しい問題ができるようになることより重要度は上です。
自分の間違えやすいパターンを答案から拾う
答案やノートを見返すと、改善のヒントが見えてきます。
まず多いのは、問題文の読み間違いです。
「誤っているものを選べ」なのに、正しいものを答えてしまう。そういうパターンです。
対策は、指示語に印をつけながら問題文を読むことです。
「誤っているもの」なら、誤の一文字を丸で囲むだけでも効果があります。
もうひとつ多いのが、写し間違いです。
符号を書き忘れたり、数字を写し損ねたりする細かいミスです。
防ぐには、1行書いたらすぐ前の行を確認する癖をつけることです。
かかる時間は0.5秒ほどで十分です。
オアシスのマンツーマン指導でも、答案を返すときは点数だけでなく、どこでどんな種類のミスをしたのかを一緒に確認するよう心がけています。
間違いノートを2学期の勉強計画に活かす
間違えたパターンをその都度書き留めておくと、自分のクセが見えてきます。
「ケアレスミスノート」と呼べるやり方です。
読み間違いが多いのか、写し間違いが多いのか。
種類ごとに分けておくだけでも、次に気をつけるポイントがはっきりします。
中3生だと8月の確認テストの結果が返ってきた時期ですね。
点数だけを見て一喜一憂するのはもったいないことです。
ミスの種類を振り返っておくと、11月の学力診断テストや次の模試に向けて、何を優先すべきかが見えてきます。
同じミスを繰り返すのは、決して能力の問題ではありません。
自分の間違え方を知ることは、次のテストへの近道でもあります。
2学期に向けて、答案を見返す時間を少しだけ増やしてみるといいですね。
以上、参考になれば幸いです。

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◆執筆者紹介

笠井伸春
個別指導塾・家庭教師のオアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
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