(中3)夏の模試は、返ってきた点数より直しで差がつく
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福井新聞模擬テストの第1回が8月16日に行われ、県内の中学3年生1052人が自宅で受験しました。
成績表が届くのは8月28日ごろの予定です。
受け終わってから結果が返ってくるまで、2週間ほど間があります。
この2週間をどう使うかで、模試1回分の値打ちはずいぶん変わってきます。夏の模試は、返ってくる点数よりも直しの方が力になります。
点数が出るころには、問題の中身を忘れている
模試を受けた直後は、「あの問題、迷ったな」「時間が足りなかったな」という感覚が残っています。
ところが2週間たつと、その感覚はほとんど消えています。
成績表を見て「数学が悪かった」と分かっても、どの問題でどう迷ったかまでは思い出せません。
直しが一番やりやすいのは、実は結果が返ってくる前の今の時期でもあります。
問題用紙は手元に残っていますから、迷った問題と勘で書いた問題に印をつけるところから始められます。
直しは、答えを写すことではない
直しというと、赤ペンで正解を書き写して終わり、という形になりがちです。
それだと「読んだ」だけで終わってしまい、次に同じ問題が出ても手が動きません。
力になるのは、解説を読んだあとに、もう一度何も見ないで解き直すところまでを1セットにする形です。
解答と解説は福井新聞模擬テストのサイトに掲載されています(PDF)。
福井新聞模試は、福井県立高校入試の傾向に合わせて論述問題が多めに組まれています。
記述式は、答えの数値が違っても途中の考え方に点数がつくことがあります。
答えだけを見て×をつけてしまうと、せっかく取れていた部分点にも、あと一言で届いた惜しい答案にも気づけません。
10月3日の第2回までに、直した問題をもう一度解く
第2回は10月3日、会場受験で行われます。
6週間ほどありますが、全教科の弱点を一度に埋めようとすると、どれも中途半端になりがちです。
1教科か2教科に絞って、直した問題をもう一度解く時間を作る方が、次の点数につながります。
丸山教室・大宮教室でも、模試の直しは「解説を読んで納得したか」ではなく「もう一度解けるか」で確認しています。
納得と、解けることは別ですから。
模試の点数は、受けた時点の記録でしかありません。
そこから何を直したかが、次の点数になっていきます。
結果が届く前のこの2週間は、その直しにあてられる貴重な時間でもありますね。
なお、福井新聞模擬テストは過去問が書店に並んでいるので、第2回の前にそちらも解いておくと良いです。
以上、参考になれば幸いです。

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◆執筆者紹介

笠井伸春
個別指導塾・家庭教師のオアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
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