福井県立大学に「女子枠」ができたと知っていますか
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福井県立大学が、令和9年度(2027年度)入学者選抜要項を公表しました。
先端増養殖科学科に女子枠が新設され、海洋生物資源学科には地域枠ができました。学校推薦型選抜の一部では、評定に必要な教科数も変わっています。
身近な公立大学の入試が、去年とは違う形になっているという話です。
学校推薦型と総合型、両方に新しい枠ができた
今回の変更点は、大きく三つあります。
一つは、海洋生物資源学科の学校推薦型選抜(出身学科を指定しない枠)で、評定に必要な教科数が変わったこと。
もう一つは、先端増養殖科学科に女子枠が新設され、理数科目を重視する学校推薦型選抜も新しく始まること。
さらに、海洋生物資源学科の総合型選抜には地域枠が新設されました。福井県内の高校を対象にした学校推薦型選抜の推薦人数も、生物資源学科と海洋生物資源学科で見直されています。
募集人員そのものは、これまでと変わりません。枠の中の内訳が組み替えられた、という変更です。
志望校の要項は「去年のまま」とは限らない
学校推薦型や総合型を考えている高校生にとって、出願は秋から始まります。
「先輩がこう言っていたから」「去年のパンフレットではこうだったから」という情報のまま準備を進めてしまう場面は、教室でも見かけます。
けれど、評定の条件も枠の有無も、大学は毎年見直しています。今年変更がなかった学部でも、来年は変わっているかもしれません。
確認する方法はシンプルで、志望校の公式サイトに載っている入学者選抜要項のPDFを開くだけです。先生に聞く前に、まず自分で一次情報にあたる習慣も、受験準備の一部だと感じています。
夏のうちに一度、目を通しておく。それだけで、秋以降の準備を慌てずに済むでしょう。
女子枠・地域枠は、大学からの一つのメッセージ
女子枠や地域枠という言葉だけを見ると、条件の話に感じるかもしれません。
でも、その奥にあるのは「こういう学生に来てほしい」という大学からのメッセージでもあります。
海洋生物資源学科と先端増養殖科学科があるのは、若狭湾に面した小浜キャンパスです。地域の水産業や増養殖という現場に近い場所で学ぶ学部だからこそ、地元とのつながりや、これまで少なかった層への呼びかけを、入試の形にしているのだと思います。
点数やブランドだけでなく、自分がどう学びたいか、どんな現場に関わりたいかで大学を選ぶ生徒が増えるといいですね。
以上、参考になれば幸いです。
※本記事は福井県立大学が公表した令和9年度(2027年度)入学者選抜要項に関する発表内容(2026年7月24日公表)を参考にしています。学科ごとの詳細な条件は、大学公式サイトの要項でご確認ください。

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◆執筆者紹介

笠井伸春
個別指導塾・家庭教師のオアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
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