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【勉強法】社会の一問一答、覚えたはずなのに出てこないのはなぜ?

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社会の一問一答に取り組む中学生と説明する家庭教師

福井市内の中学校は夏休みに入り、9月からの2学期に向けて社会の一問一答などの暗記に取り組む中3の生徒が増えてくる時期です。

オアシスの夏期講習でも、歴史や地理の重要語句を書き出すことをやっています。

「さっき見て覚えたのに、次のページではもう出てこない」

そんな場面もよくあることです。

11月の学力診断テストでは社会の出題範囲が広く、一問一答の暗記量も増えていきます。夏のうちに覚え方そのものを見直しておくと、9月からの定着スピードが変わってきます。

社会の一問一答は「見て分かった」で止まりやすい

一問一答のプリントは、赤シートで隠して答えを確認するだけの使い方になりがちです。

答えを見て「あ、これだ」と分かった瞬間、覚えた気持ちになってしまいます。

でも、見て分かることと、何も見ずに思い出せることの間には、思っている以上の距離があります。

書き写すだけの復習も同じで、手は動いていても記憶までは動いていないことが多いです。

資料集の写真や地図とセットにすると記憶が動く

言葉だけで覚えようとすると、似たような語句同士が混ざりやすくなります。社会は特に、資料集の写真や地図、グラフとセットで覚えると記憶に残りやすい教科です。

例えば歴史の出来事は、教科書の挿絵や人物の顔とセットで覚えると印象に残ります。地理の地名は、地図上の位置や特産品の写真と結びつけると忘れにくくなります。

一つの語句に画像やエピソードがくっついていると、片方を思い出したときにもう片方も一緒に引っ張られてきます。

資料集を開きながら一問一答を進めている生徒の方が、後の定着が早い印象があります。

覚えた言葉を自分の口で説明してみる

最後に効くのが、覚えた言葉を自分の言葉で説明してみることです。

一問一答は「読む」「見る」で完結しがちですが、声に出して説明する作業を挟むと、記憶の残り方が変わってきます。

「鎌倉幕府ってどんな仕組み?」と聞かれたときに、用語を並べるだけでなく自分の言葉で説明できるかどうかが一つの目安になります。

うまく言葉にできない部分は、まだ理解が浅いところという合図でもあります。

家庭では、保護者の方が聞き役になる時間を作るのも一つの方法ですね。

覚え方を少し変えるだけで、暗記にかかる時間も、テストで思い出せる確率も変わってきます。

社会の一問一答は、2学期に向けて今のうちに土台を作っておきたい分野の一つです。

以上、夏休みの学習の参考になれば幸いです。


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◆執筆者紹介

笠井伸春
個別指導塾・家庭教師のオアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰

単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。

主眼にしているのは、

  • 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
  • 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと

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