「オープンキャンパスは高3から」ではもったいない。高2が夏に動く意味
ブログ
河合塾が大学1年生に「いつオープンキャンパスに参加したか」を聞いた調査で、高2のときに参加した人が71%と一番多いという結果が出ていました。1人あたりの平均参加校数は4.3校でした。
一番動いていたのは、高3ではなく高2でした。
ちょうど今がその時期にあたります。福井大学は8月7日、福井県立大学は8月9日。申込はどちらもすでに始まっていて、片方はもう締切が見えています。
「夏休みに入ってから調べよう」では間に合わない申込がある
福井県立大学のオープンキャンパスは8月9日(日)。永平寺キャンパスで全学部学科の企画があり、海洋生物資源学科は小浜キャンパス、先端増養殖科学科はかつみキャンパスでも開かれます。申込は6月30日に始まっていて、締切は7月31日(金)の正午です。
福井大学は8月7日(金)。文京キャンパスで教育学部・工学部・国際地域学部、松岡キャンパスで医学部の企画があります。こちらも事前申込制で、8月6日(木)の正午まで受け付けています。
福井の高校が夏休みに入るのは7月下旬です。「休みに入ってから、ゆっくり調べよう」と考えていると、県立大学の申込はもう閉まっています。
前後の日も動いています。8月8日は小浜とあわらのキャンパスで学科ごとの体験企画、8月10日は生物資源学科のオープンカレッジ。恐竜学部は少し遅れて9月13日、勝山キャンパスです。
行くかどうかを決めるのは後でもかまいませんから、先に申込だけ済ませておく、という順番でも問題ありません。
高2で見ておくと、志望理由が「思い出せるもの」に変わる
総合型選抜や学校推薦型選抜では、志望理由書と面接がほぼ必ず出てきます。
高3の秋に「なぜこの大学なのか」を書こうとして、手が止まる子は少なくありません。調べた情報だけで書くと、どうしてもパンフレットの言い換えになるしかない状況に。
高2のうちに一度キャンパスへ行っておくと、書く材料が「自分が見たこと」に変わります。研究室に並んでいた装置、模擬授業でついていけなかったところ、在学生が話していた実習の忙しさ。どれも、調べただけでは出てこない話ですよね。
福井県立高校から総合型・学校推薦型を狙う場合、高1からの評定平均が出願条件になることもあります。藤島や高志、羽水で受けている定期テストに「見てきた経験」が乗ると、書類の中身が変わってきます。
「福井を出るか、残るか」を考える材料にもなる
福井にいると、県外の大学の情報がどうしても届きにくくなります。
サイトやパンフレットで分かるのは、学部の名前と入試方式まで。下宿が要るのか、街の雰囲気はどうか。そのあたりは行ってみないと分かりません。
北陸新幹線が敦賀まで延びて、県外への距離感は変わりました。それでも「どのくらい帰れるのか」は、一度往復してみてやっと感覚がつかめます。
逆のパターンもあります。「地元だから」という理由だけで、福井大学や県立大学を最初から候補に入れていない場合です。恐竜学部のように、ここにしかない学部もあります。
出るか残るかを決めるのは高3でかまいませんが、決めるための材料は今の時期に集められます。
当日は、パンフレットに載っていないものを見てくる
せっかく行くなら、現地でしか分からないところを見てくると収穫が大きくなるでしょう。
在学生への質問や紹介でよくあるのが「1週間の時間割」
その学部の忙しさが一気に具体になります。実験や実習の重さは、募集要項からは読み取れません。
次に、駅やバス停からキャンパスまでの道。福井から通う可能性があるなら、実際に歩いた感覚があとで効いてきます。
高2の夏は、まだ結果を求められない時期です。
だからこそ、進路を「調べる」から「見て考える、決める」に切り替えられます。
見に行った1日が、そのまま志望理由の中身になることもありますし。
まずは申込の締切だけ、カレンダーに入れておくといいですね。
※日程・申込期間は、福井大学の受験生サイト「LOOK FUKUDAI」および福井県立大学「オープンキャンパス2026」特設サイトの2026年7月22日時点の公表内容によります。内容や定員は変更されることがありますので、参加前に各大学の公式サイトでご確認ください。参加学年・参加校数の数値は、河合塾Kei-Netが大学1年生を対象に行った調査(2025年7〜8月実施・有効回答113人)によります。

友だち追加でブログ更新情報お知らせします。
▼ リンク
家庭教師のオアシス コースの案内(学生講師・プロ家庭教師が選べる)
オアシスの中学個別ゼミ(学習塾)
オアシスの高校個別ゼミ(学習塾)
◆執筆者紹介

笠井伸春
個別指導塾・家庭教師のオアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
下記の公式LINEアカウントを追加していただくと、ブログ更新情報を通知します。また、1対1トークもできるようになります。お問合せ、ご見学、無料体験、入会のご相談などお気軽にどうぞ。
家庭教師・個別指導塾オアシス公式LINE ID: @cim4849p