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中学生の夏休みは「前期の真ん中」。休み明けのテストから逆算する過ごし方

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夏休みの計画を立てるカレンダーと手帳。福井の公立中は2学期制で夏は前期の途中

7月も半ばを過ぎ、各中学校から夏休みのしおりが配られる頃になりました。部活、家族での旅行。カレンダーが少しずつ夏の予定で埋まってきているでしょうか。

ここで一つ、中学生とその保護者の方に思い出してほしいことがあります。福井市内の公立中学校は、ほとんどが2学期制です。つまり夏休みは「1学期の終わり」ではなく、「前期のちょうど真ん中」にあります。この違いが、夏の勉強の意味を少し変えます。

夏休み明けに、前期はまだ終わっていない

3学期制の地域では、夏休みに入る前に1学期の成績が出て、通知表を受け取ります。いったん区切りがついた状態で夏を迎えます。

でも福井の2学期制では、前期の成績が確定するのは9月ごろ。夏休みをはさんで、前期はまだ続いています。6月の前期中間テストのあと、次の大きな区切りは休み明けの前期末テスト。そこまでがひとつの学期です。

だから夏に取り組んだ復習が、そのまま前期の内申点につながっていきます。「夏はいったんリセット」ではなく、「前期の後半戦に向けた仕込みの時間」だと考えると、40日の重みが変わってきます。

休み明けすぐに、テストがある学校が多い

多くの中学校では、夏休み明けの早い時期に課題テストや実力テストがあります。夏の宿題の範囲や、前期前半の内容から出ることが多いです。

つまり、休みの最終週にあわてて宿題を片づける子と、少しずつ手をつけて内容を自分のものにした子とでは、休み明け最初のテストではっきり差が出ます。

「宿題を終わらせること」がゴールになってしまうと、せっかくの時間が点に結びつきません。答えを写して埋めた1ページより、間違い直しまでやった半ページのほうが、9月のテストでは効いてきます。

40日を「3つの期間」に分けてみる

40日近い夏休みは、長いようであっという間に過ぎます。ざっくり3つの期間に分けて考えると、計画が立てやすくなります。

  • 前半(7月下旬〜8月上旬):前期前半の復習と、宿題の中でも「考える系」の課題から
  • 中盤(お盆前後):家族の予定を優先。勉強は軽めに、単語・漢字・計算など「維持」が中心
  • 後半(8月下旬):休み明けテストに向けた総仕上げと、宿題の最終チェック

特に中3にとっては、この夏が学力診断テストや福井県立入試に向けた基礎固めの時期でもあります。前期の内申と入試の両方に効く時間だと思うと、同じ40日でも使い方が変わってきます。

おわりに

夏休みは、部活も遊びも大事な時間です。のんびりする日があっていいと思います。

ただ、福井の中学生にとっての夏は「前期の途中」
休み明けにはテストが待っています。

その事実を頭の片隅に置いておくだけで、8月下旬の景色が少し変わります。

無理に詰め込まなくても大丈夫ですが、まずは今日の宿題をひとつ、答えを見ずに解いてみる。そこから始めてみるといいですね。


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◆執筆者紹介

笠井伸春
個別指導塾・家庭教師のオアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰

単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。

主眼にしているのは、

  • 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
  • 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと

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