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2027年度の大学入試から、総合型選抜と学校推薦型選抜で「面接」が原則必須に。今、福井の高2にできること

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2027年度の大学入試から、総合型選抜と学校推薦型選抜で「面接」が原則必須になります。文部科学省が今年の春に出した方針です。秋から年内に合否が決まる、いわゆる「年内入試」の入り口が、少し変わろうとしています。

「面接が必須」と聞くと、しゃべるのが得意じゃない子は不利なのかな、と心配になるかもしれません。でも、これは身構えるほどの話ではありません。むしろ、コツコツ積み重ねてきた子にとっては追い風にもなります。今の高2のお子さんに向けて、知っておきたいことを3つに整理してお伝えします。

変わるのは「年内入試」のルール

大学入試には、大きく分けて3つの入り口があります。冬から春の一般選抜、そして秋から年内に行われる総合型選抜と学校推薦型選抜です。後の2つをまとめて「年内入試」と呼びます。

「うちは国公立志望だから一般選抜だけ」と思われがちですが、福井の高2に身近な福井大学、金沢大学、福井県立大学にも、総合型や学校推薦型の枠があります。藤島・高志・羽水・武生といった県立高校から地元の国公立へ進む子の中にも、この入り口を使う子は少なくありません。

その年内入試で、2027年度から面接が原則必須になります。最初に当てはまるのは今の高3で、この秋の入試からです。今の高2にとっては、面接が当たり前になっていく流れの本格世代、ということになります。

「面接が必須」は、学力を軽く見る話ではありません

ここは誤解されやすいところです。面接が必須になったのは、「学力より人柄を見ます」という話ではありません。むしろ逆で、一部の大学で年内入試の学力試験の比重が高くなりすぎていたことへの、揺り戻しと言われています。

つまり、「学力もちゃんと見る。その上で、人物も対話で確かめる」という両輪に戻ろうとしているわけです。だから、特別なテクニックを覚える必要があるわけではありません。日頃から自分の頭で考えている子は、聞かれたことに自分の言葉で答えられます。面接は、その「考える習慣」が表に出る場でもあります。

高2の今からできる3つのこと

では、高2のうちから何ができるか。3つだけ挙げます。

1つ目は、「自分はどの入り口で受けるかもしれないか」を知っておくこと。一般選抜だけだと思い込まず、年内入試という選択肢があると知っているだけで、高3での動き方が変わってきます。

2つ目は、日々の定期テストと提出物を大事にすること。学校推薦型では、高1からの成績の積み重ね(評定平均)が出願条件や評価につながります。高2の今のテストも、もう入試の一部が始まっていると考えると、見え方が少し変わります。

3つ目は、「なぜ?」を言葉にする練習をすること。部活でも、探究の授業でも、好きなことでもかまいません。「なぜそれをやっているのか」「そこで何を感じたのか」を、ときどき言葉にしてみる。面接で問われるのは、立派な実績よりも、自分の経験を自分の言葉で語れるかどうかです。これは付け焼き刃では育ちませんね。

まとめ

「面接が必須になる」と聞くと、つい身構えてしまいますよね。

でも、特別な対策が要るわけではありません。

日頃から「なぜ?」を考えている子は、面接でも自然に言葉が出てきます。

高2の今は、まだ進路を決めきらなくて大丈夫です。

ただ、「こういう入り口もある」と知っておくだけで、これからの1年の動き方が少し変わってきます。

お子さんの「しゃべるのが苦手」も、ゆっくり言葉にする時間を重ねていけば、ちゃんと力に変わっていきます。

ただし一般に絞るのもあり

話すのが苦手かどうかに関わらず、推薦自体が向いていないと感じるなら、高1, 高2のうちには推薦は捨てて一般に絞る戦略もおすすめできます。やることが明確になり、一般入試は有利になることが多いですから。

自分の特性で考えるといいですね。


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◆執筆者紹介

笠井伸春
個別指導塾・家庭教師のオアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰

単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。

主眼にしているのは、

  • 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
  • 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと

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