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「大東中は中間テストがないけど、うちの子大丈夫?」中3の今、おさえておきたいこと

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答案を見つめる中学生の後ろ姿

「大東中は中間テストがないので、まだ本腰を入れなくても大丈夫だと思っていました」

中3のお子さんを持つお母さんから、こんな声を聞くことがあります。福井市では、大東中をはじめ中間テストをしない中学が増える傾向にあります。中間がないので、1学期初めての定期テストが8月末にあったりします。テストの回数が減るのは、一見ありがたいことのように思えますよね。

でも、ここに落とし穴があります。中間がないぶん、自分の実力を確かめる機会が減り、気づいたときには差がついている。「中間がないから」と気を抜いていた子が、確認テストや期末で初めて現実を知る。近年、そういう場面を見ることが増えました。

中間がないと、なぜ危ないのか

① 実力を測る機会が減ります
中間と期末があれば、年に何度も自分の位置を確認できます。でも中間がないと、その回数が一気に減ります。確認テストや模試まで、自分がどれくらい取れるのか分からないまま時間が過ぎていく。現在地が見えないと、何をどれだけやればいいのかも決めにくいものです。

② 確認テストは「別物」です
福井の中学生には、確認テストという県内統一のテストがあります。学校の定期テストとは作りが違っていて、平均点がときに50点以上下がることもある難しさです。「学校のワークはできたのに、確認テストになると取れない」ということ、ありませんか?
定期テストの感覚のままだと、ここでつまずきやすくなります。

③ 内申は本番だけでは決まりません
内申点(評定)は、テストの点数だけでつくものではありません。提出物、授業中の態度、実技4教科の取り組み、その積み重ねが評定になっていきます。テストが少ないと、「点は取れているから大丈夫」と思っていても、提出物や実技で思わぬ取りこぼしが起きることがあります。

福井の入試は「本番重視」、でも内申も効いてきます

福井県の県立高校入試は、当日の学力検査の比重が大きいと言われています。5教科で500点、それに9教科の内申を加えて、合計545点くらいで語られることもあります(配点の扱いは見方によって変わるので、あくまで目安として捉えてください)

大事なのは、本番で取り切る力が中心にあるということ。ただ、内申は当日のちょっとしたミスをカバーしてくれる「保険」にもなります。本番一発で決まる怖さを、内申がやわらげてくれる。だからテストが少ない時期でも、提出物や実技をおろそかにしない方がいいわけです。

中間がない中3が、今やっておきたい3つのこと

① 確認テストを「弱点マップ」に変える
確認テストは、平均が下がるくらい難しいぶん、自分の弱点がはっきり出ます。点数に一喜一憂するより、「どの単元で落としたか」を一覧にしてみるといいですね。それが夏までに埋めるべき穴の地図になります。

② 期末(定期テスト)を本番のリハーサルにする
中間がないぶん、期末は貴重な実力チェックの場です。「テスト勉強をいつ始めるか」「時間配分はどうするか」を本番さながらに試す機会にすると、入試本番での失敗が減っていきます。

③ 提出物と実技で内申をコツコツ積む
内申は一夜漬けでは上がりません。逆に言えば、毎日の提出物や実技にていねいに取り組むだけで、誰でも積み上げられる部分でもあります。本番一発勝負のリスクを減らす意味でも、今から手をつけておきたいところです。

まとめ

中間テストがないのは、ラクになったということではありません。

自分の位置を確かめる機会が減ったぶん、意識して現在地を測りにいく必要がある、ということ。

確認テストを地図に変えて、期末をリハーサルにして、内申を毎日コツコツ積む。

テストが少ない時期こそ、静かに差がついていきます。今のうちに動き出せた子が、夏以降の伸びにつながります。

テスト形式で得点を記録し、弱点を確認しながら進める得点推移のイメージ図

追伸
オアシスの個別ゼミでは、学校のテストがない時期でも、テスト形式で実力を測ることを大切にしています。ふだんの授業からテスト形式で弱点を確認しながら進めていくので、「中間がないから現在地が見えない」という心配がありません。一人ひとりの得点の推移を記録して、どこが伸びてどこが課題かを一緒に見ています。気になる方は、中学個別ゼミのページをぜひご覧ください。


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◆執筆者紹介

笠井伸春
個別指導塾・家庭教師のオアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰

単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。

主眼にしているのは、

  • 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
  • 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと

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