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「夏から本気出す」では間に合わない|中3生が6月にやるべき3つのこと

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(オアシス福井丸山教室)

「部活が忙しくて、まだ受験勉強までは手が回ってなくて…」

中3生のお母さんからこんな声をいただきました。最後の総体や吹奏楽コンクールが目前で、家に帰ったら疲れて寝てしまう。確認テストは控えているけれど、受験勉強というほどのことはできていない、と。

このお気持ち、よく分かります。中3の6月は、部活も定期テストも進路の話も全部いっぺんに押し寄せてくる、忙しい時期です。

ただ、ひとつだけお伝えしたいことがあります。「部活を引退してから本気出す」と決めていると、9月の景色がだいぶ変わってしまうということです。

中3の6月は「分岐点」

総体や吹奏楽コンクールが終わるのは、だいたい7月の前半。そこから夏休みに入って、本格的に受験勉強が始まる──というイメージを持つお子さんは多いです。

でも実際は、夏休みに入った時点で「これから動き出す子」と「もう動いている子」の差は、すでに数週間分ついています。学診(学力診断テスト)は11月初めですが、その土台は今この時期につくられていきます。

特別なことをやる必要はありません。夏前にちょっとだけ手を打っておく、というイメージです。

夏までにやっておきたい3つのこと

① 6月の確認テストを「弱点マップ」に変える

確認テストが返ってきたら、点数だけを見て一喜一憂しないことです。

見るべきは「どの単元で・どんな種類の問題を落としたか」。たとえば数学なら「関数の応用」「証明の書き方」、英語なら「不定詞」「リスニング」というふうに、苦手の分析をしておきます。

これが、夏休みの勉強計画の出発点になります。逆に言うと、これがないままなんとなく夏期講習に入ると、「全教科やったのに何も身についていない」になりがちです。

② 英語と数学の「取り戻し」は今月から始める

積み上げ科目は、夏から始めると間に合いにくい。これは毎年見ていて本当にそう感じます。

「中1の英文法はあやしい」「中2の関数で止まっている」と分かっているお子さんは、夏を待たずに今のうちに手をつけ始めるのがおすすめです。

完璧を目指さなくていいので、1〜2単元だけでも「分からないままにしていた場所」を埋めておく。それだけで、夏期講習など夏休みの復習の達成度が全然違ってきます。

③ 志望校はまだ決まらなくていい(でも候補は3つ持つ)

「行きたい高校が決まっていません」というご家庭、6月はまだ多いです。それで全然大丈夫です。

ただ、1校にも絞らない代わりに「ちょっと上・実力どおり・安心して受けられる」の3つの候補は持っておいてほしいです。藤島、高志、羽水、武生、金津などや私立高校も、夏にオープンスクールに行って実物の校舎や在校生に触れることで、志望校はかなり決まっていきます。

「決めるための材料を、夏にたくさん集める」と思っていてください。

親ができる声かけ

中3のお母さん・お父さんからよく聞かれるのが、「受験の話、どこまで踏み込んでいいですか?」というご質問です。

おすすめは、「夏休みどうするの?」と大きく聞くより、「今いちばん気になってる教科ある?」と小さく聞くことです。子供の頭の中に合わせて声をかけると、話が進みやすくなります。

受験の話は、短く・頻度を抑えて、がいいかと思います。

まとめ

6月の小さな動き出しが、9月の景色を変えます。

部活を引退するまで何もしない、ではなくて、部活と並行して「ちょっとだけ」手を打っておく。それだけで、夏休みのスタートダッシュが全然違ってきます。

確認テストの結果が返ってきたら、ぜひお子さんと一緒に「弱点マップ」をつくってみてください。

追伸

オアシスの中学個別ゼミでは、中3生一人ひとりの確認テスト結果から弱点を洗い出して、夏までの個別カリキュラムを作っています。「夏前に何から手をつければいいか分からない」というご家庭は、ぜひ一度ご相談ください。

オアシスの中学個別ゼミ(学習塾)


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◆執筆者紹介

笠井伸春
個別指導塾・家庭教師のオアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰

単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。

主眼にしているのは、

  • 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
  • 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと

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