「次は頑張る」で終わらせない。テストが返ってきた今、やってほしい3つのこと
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中間テストの結果が返ってきた高校生がこう言っていました。
「点数を見て、『うわ…』ってなって、すぐ机の引き出しにしまいました(笑)」
中学生でも、似たような声をよく聞きます。「次は頑張ろう」と思って、答案用紙を見ないままにする。気持ちはすごく分かります。でも、せっかく返ってきたテストを見ずにしまうのは、本当にもったいないことです。
点数より、もっと見てほしい場所がある
点数は結果でしかありません。大事なのは、「どうしてその点数だったのか」が分かる場所、つまり間違いの中身です。
テストは、自分の苦手を一番分かりやすく教えてくれる、ある意味で「最高の参考書」になります。学校の先生が、わざわざ自分のためにポイントをまとめてくれた問題集だと思ってみてください。
そう思うと、ちょっとだけ見る気になりませんか?
振り返りでやってほしい3つのこと
①間違いを「3つの箱」に仕分ける
まず、間違えた問題を3つの種類に分けてみてください。
- ケアレスミス(本当は解けたのに、計算間違い・読み違い・マークズレ)
- あと一歩(途中まで合ってた/解き方は浮かんだのに最後で間違えた)
- 全く分からなかった(手も足も出なかった)
問題のとなりに「ケ」「あ」「×」と書き込むだけでも、自分の課題が見えてきます。
②「あと一歩」だった問題から手をつける
伸びしろが一番大きいのは、「あと一歩」だった問題です。
「全く分からなかった」は、土台から作り直す必要があるので時間がかかります。「ケアレスミス」は、意識すれば次回から減らせます。
でも「あと一歩」は、もう半分以上できているということ。あと少し補えば、次のテストで確実に点になる問題です。ここを優先的にもう一度解いてみてください。「あ、こうやればよかったのか」と気づいた瞬間が、一番頭に残ります。
③「同じミスを1つだけ減らす」と決める
「次は頑張る」だと、何を頑張ればいいのかが具体的になりません。
そうじゃなくて、「次のテストでは、計算ミスを1つ減らす」「単語の意味を取り違えるのを1つ減らす」というふうに、ひとつだけ決めてみてください。
たった1つでもいいです。それを意識して勉強するだけで、次のテストの動き方が変わります。
返却された今が、次のスタートライン
テストが返ってきた瞬間は、たぶん一番見たくないタイミングです。でもそこで一度だけ向き合えるかどうかが、次のテストの結果を本気で変えていきます。
「次は頑張る」を、「次は計算ミスを1つ減らす」に変える。それだけで、次の自分の動きが具体的になります。
返却されたテストは、次のテストへの一番のスタートラインです。次へつがなる行動に移せるといいですね。

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◆執筆者紹介

笠井伸春
個別指導塾・家庭教師のオアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
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