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2018.12.26

親がやってしまいがちなダメな声かけ

FROM 笠井伸春

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鳥居先生のメルマガより


「学校以外で勉強しない」25%

 

平日に学校以外で勉強しない高校生の割合が25.4%にのぼることが、文部科学省の調査でわかった。2001年に生まれた子の生活環境などについて毎年追跡調査する「21世紀出生児縦断調査」で、16歳になった高校1年生らを対象に調べた。

平日に塾や家庭など学校以外で勉強する時間について「1時間未満」は29.3%、「1~2時間未満」は27.7%だった。学校の勉強は将来役に立つと思うかという質問に対しては、76.3%が「思う」と答えた。

抱えている悩みや不安について複数回答形式で尋ねたところ、男女とも「進路」が最も多く、「成績」が続いた。3位は女子が「容姿」で、男子は「親の干渉」だった。


 

このアンケート結果の最後の「親の干渉」で
思い出したことがあります。

数年前のことですがこんな生徒がいました。

両親とも教育熱心な家庭に育ち、
いい点数を取らないとと
小さいときから教え込まれて勉強してきたAくん。

中学になっても続き
休んでいると怒られ
テストで間違えると怒られ
とにかく机に向かわされていたようです。

そのうち、
家ではできるけど

学校のテストでは
信じられないミスを
連発するようになりました。

リラックスしているときは
楽勝で解ける問題が
試験ではまったくわからなくなる・・・

本人もなぜかわからず悩んでいたようです。

 

この時期、
親御さんから僕の方に何度か
相談がありました。

激しい親子ゲンカが日常の様子でした。
これでは、子どもは勉強どころではないですね。

とにかく、
家を居心地のよい安心できる場にすること

期限つきでいいので
「勉強しなさい」と言わないこと、叱らない、追いつめないこと

ただただ、信頼してプラスの声かけをすること

そんなことをアドバイスしました。

「大丈夫、できるようになるから」
そんな言葉を続けていたところ、

突然、全教科90点以上とって
びっくりしたとのこと。

親からのプレッシャーが強すぎて
いいことは何もないですね。

 

ダメな声かけ

親や先生からの言葉で
子どものやる気が下がったり、
勉強嫌いになることがあります。

次のは全部ダメな声かけです。
言ってしまっていませんか?

「なんでわからないの!」
「こんな点数ダメでしょ!」
「○○ちゃんはこれをしているから、あなたもやりなさい」
「もう10回反復しよう」
「ママも苦手だったから」

 

一つずつ説明しますね。

「なんでわからないの!」

→子どもは自信をなくすだけ。
特に高学歴のお母さんに多いかと。
普通に「なんで、こんなことがわからないんだろう」と驚くんですね。

でも、子どもは思わぬところで
つまづいていたりします。

どこがわかっていないのか、
冷静に探ってあげるといいですね。

 

「こんな点数ダメでしょ!」

→ 怒っても意味がないです。
本人もいい点数をとりたいわけですから。
のび太のママは反面教師ですね。

じゃなくて、
次はどうしたらいいと思う?など
冷静で前向きな気持ちにさせてあげることですね。

原因はどこにあるのか
次はどんな勉強したらいいかを
一緒に考えるスタンスがいいですね。

 

「○○ちゃんはこれをしているから、あなたもやりなさい」

→ 勉強方法はひとそれぞれ。

たとえば、
○○ちゃんは、早起きして計算問題15分やってて成績がいい、とか
□□ちゃんは、あの塾で成績が上がった、とか

それはそれ。子どもが合うとは限りません。

 

「もう10回反復しよう」

→ 反復は大事。でも簡単なことのやり過ぎはめんどうで退屈なだけ。

反復が大事だとはよく言いますが、
内容によります。

完全にできる問題を
機械的に繰り返させるのは手の運動です。
(百ます計算を延々とやらせるとか)

勉強って楽しくない、と思ってしまうかも。
発展的な問題を与えて
勉強の面白さに目覚める子もいます。

 

「ママも数学苦手だったから」

→ 私もそうだったと安心させる優しい言葉なんでしょう。

でも、聞かされた方は
きっと自分にも素質がないんだと
勘違いさせてしまうかも。

苦手だったけど、
こうやって勉強したら
できるようになったよ、という
エピソードなら励まされますが

「苦手だった」で終わってしまっては
苦手だからできなくても仕方ない、になってしまいますね。

正しい勉強のやり方をすれば
必ず、昨日の自分よりできる範囲が広がっていきます。

 

声かけするなら、
あなたの方が得意なんだから
今日習ったところ教えて?

くらいに、自信を持たせるような
接し方がいいと思います。

以上、何か参考になれば幸いです。。

 

笠井伸春

 

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◆執筆者紹介

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笠井伸春
家庭教師のオアシス代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰

単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。

高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り

「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える能力なんじゃないか?」
と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。

主眼にしているのは、

  • 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
  • 成果につなげるため、家庭教師の授業がない日でも効果的な家庭学習が自分でできるようになること
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