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2018.07.10

勉強嫌いになる理由

FROM 笠井伸春

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昨日、授業の受け方について
お話ししましたが、

今日、お子さんのいるお母さんと
話す機会があり、こう言われました。

「私の学生時代ですが、
学校の授業は退屈で仕方なかったです。

先生はただ教科書を読むだけだったり、
ひたすら黒板を写させるだけで・・・」

たしかに、
そういう先生いますよね。

ひたすら板書して
黒板見ながら1人でしゃべってる、みたいな。

大学でも
そういう講義をしている先生はいました。

それって、わざわざ学校に行って
拘束されて受ける価値あるのかな、

教科書読むだけなら
自習と同じでは?って僕も思います。

 

勉強嫌いになる理由

「勉強は嫌い」という子と
接する機会は多いです。

会うたびに
ああ、半分は過去の指導者のせいだな、と
心では思ってしまいます。

この前は
理科が嫌い、という男の子と話しました。

男子にとって理科って
実験とかもあるし、気づきも多くて
面白い教科なはず。

なのに、イヤになってくるのはなぜでしょう。
どのタイミングで嫌いになると思いますか?

それは・・・

なるほど!と思えなくなったときからです。

理科が苦手、という子のほとんどは
計算が苦手だと言います。

じゃあ、計算の練習からしましょう、となりやすいんですが
根本的な原因は計算のやり方どうこうではないんです。

「なるほど!だからその計算になるのか」と思えないまま、
ふに落ちないままに授業が進んでいくことが原因です。

理解できないのは
本人のせいではなく、
先生の説明がよろしくないことも結構あると感じています。

 

理科の単元でひとつ例をあげると、「浮力」

アルキメデスの原理は
「液体中の物体は、その物体が押しのけた液体の重さに等しい浮力を受ける」

なんですが、このまま伝えて
「なるほど!そうか!」となる子は、まあいません・・・
抽象的すぎて。

算数でも数学でもそうですが、
抽象度の高いことほど、理解するのは難しくなります。

逆に、具体的に説明するほど
わかりやすくなります。

 

たとえば、

「お風呂で洗面器を湯船に
つけてみたことってある?」

「うん」

「お湯に上から押しつけてみると
結構な力がいるよね?」

「そうそう、いる」

「あの押し返してくる力が浮力」

(ああ、あれか)

「そこにあったはずの水が
洗面器に邪魔されて押し出されたわけだよね。

もともとは水の場所だったわけだから
水はがんばって洗面器を追いやろうとする。

どれくらいの力かというと
もともとあった水の大きさ(容積)で決まる。

いっぱいどかされるほど、いっぱい返そうとする。

100cm³(立方センチ)どかされているなら、
100cm³の水の重さ
つまり100gの重さだね」

これで、半分以上の子は
なるほど、わかった!となりますが、

もし、顔色をみて?が残っているようなら

別のたとえ話をしてみます。

 

「なるほど!」の過程があるかないかで
浮力の計算問題が得意になるか苦手になるかになるんですね。

説明のうまい先生は
理解に役立つたとえ話や具体例のネタを多く持ってます。

お母さんが一緒に説明を聞いて
ああわかりやすい、と感じられれば
うまい先生だと思います。

いい先生にめぐりあえるといいですね。

 

笠井伸春

家庭教師のオアシスをja
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◆執筆者紹介

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笠井伸春
家庭教師のオアシス代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰

単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。

高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り

「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える能力なんじゃないか?」
と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。

主眼にしているのは、

  • 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
  • 成果につなげるため、家庭教師の授業がない日でも効果的な家庭学習が自分でできるようになること
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