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2018.06.20

丸暗記に頼らない方法

FROM 笠井伸春

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あるオアシス講師の話ですが、

円の面積の問題で
生徒から質問されたそうです。

どうやら、
円周やら円の面積の公式が
あいまいな様子。

先生から

「円の面積は
π×半径の2乗。

ところで、なんでそうなるかわかる?」

「えー、わからないです」

「じゃあ、説明するね。
円を分解して・・・」
と説明をはじめると・・・

「えー、説明はいいから
この問題の解き方だけ教えてほしいです」

・・・

 

こういう、やり方の暗記ばかりの勉強をしていませんか?

これからも数多くの公式を習うんですが、
全部、丸暗記するつもり?

たしかに、円の体積の公式など
数式での求め方は高校で、
今はとりあえず先に覚えよう、
というものも中にはあります。

でも、理論的に理解しないままの
公式暗記が良くない理由が2つあります。

まず、忘れたら終わり、ということ。
次に、応用がきかない、ということ。

円の面積の公式が
なぜ、π×半径の2乗になるのかは
図を使ったわかりやすい解説が小6の教科書にあります。

授業でやっているはずですが、
これがなかなか説明できるまでの子は
少ないのです・・・

 

でも、
公式ができた過程を理解しておくと
いいことがありますよ。

忘れそうになった公式も
思い出すことができるんです。

好奇心が強いと、
「なぜ?」「どうしてそうなるの?」と考えようとしますね。
だから、わかったのときの理解の深さが違う。

応用もできるので、その分野が得意になっていきます。

なによりも、
意味もわからないまま、
暗記した公式に数字を入れてるだけ、なんて
そんなつまらない勉強よりずっとやりがいがあるでしょう。

 

ある塾のプロ講師といわれる人に
なぜ、その公式になるのかを質問をしたところ、

「いいから覚えろ。オレもそう習ったから」

と言われた、という話を聞きました。

いいから覚えろ、というのは
思考しなくていい、というのと同じ。

こういう教わり方をしていると
好奇心を忘れてしまうんですね。

 

ちなみに冒頭のオアシス講師のある生徒、

中学時代はクラスでビリから2番目、だったのが
今、高校ではクラスでトップになったそうです。

やり方だけ覚える学習から
理論的に考える学習に切り替えたから。

正しく考える学習、
学ぶ楽しさを感じられる学習をしていきたいですね。

 

笠井伸春

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◆執筆者紹介

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笠井伸春
家庭教師のオアシス代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰

単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。

高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り

「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える能力なんじゃないか?」
と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。

主眼にしているのは、

  • 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
  • 成果につなげるため、家庭教師の授業がない日でも効果的な家庭学習が自分でできるようになること
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