ブログ

2018.06.19

高学歴エリートの七つの弱点

FROM 笠井伸春

o1600111314211492227

先日、
「○○大学に行ってくれれば、それでいい。
それだけを目標にお願いします」

というお父様がいらっしゃいました。

僕らは学習指導が仕事なので、
当然そうでしょ、と思うかもしれないですが、、、

何を心に思いながら
接するかって、
子どもに影響すると思うんですよね。

そんなとき、田坂さんのメルマガで
共感できるメッセージがあったのでシェアしたいと思います。

 


「学歴」では、人生は拓けない。

どれほど偏差値の高い有名大学を卒業し、
「高学歴」の肩書を身につけても、

有利になるのは、就職のときだけであり、そこから先は、
人間力やリーダーシップなど、
大学で学んだこととは全く違った
極めて高度な能力が求められる。

実社会においては、その高度な能力を、
謙虚に、そして、志を持って身につけていかないかぎり、
決して「活躍する人材」になることはできない。

それが、実社会の現実であるにもかかわらず、
いまだに、厳しい受験競争に勝ち抜き、
「高学歴」の肩書を身につけることが、
人生を拓くためのパスポートであるとの「学歴幻想」が
世の中に根強くあります。

 

では、なぜ、「高学歴」を身につけたにもかかわらず、
実社会で活躍できないという現実が生まれてくるのか。

その理由は、現在の教育制度が育てている
「高学歴エリート」と呼ばれる人材が、
多くの場合、次の「七つの弱点」を持っているからです。

(1) 書物を通じての「専門的な知識」の勉強は得意だが、
  経験を通じての「職業的な智恵」の修得が苦手である

(2) 「論理」によって物事を考えることは得意だが、
  「直観」によって物事の本質を捉えることが苦手である

(3) 「自分の利害」の観点から物事を考えることはできるが、
  「相手の立場」になって物事を推察することが苦手である

(4) 人生において勉強以外の「苦労」をしていないため、
  苦労や困難の中にある他者に対する「共感」ができない

(5) 若い頃から「順境」の中で育てられてきたため、
  仕事や人生の「逆境」に直面したとき脆さが出る

(6) 組織の中で「自己主張」をすることはできるが、
  人々が共に歩もうと思ってくれる「リーダーシップ」が無い

(7) 自身のキャリア・アップという「野心」は持っているが、
  世のため人のために働くという「志」を持っていない

 

すなわち、こうした「七つの弱点」を持っているがゆえに、
「高学歴エリート」と呼ばれる人材が、実社会において、
周囲の期待ほどに活躍できないという現実が生まれているのです。

そして、この厳しい現実に、さらに追い打ちをかけるのが、
まもなく到来する「人工知能革命」の荒波です。

現在の教育制度の中で生まれてくる「高学歴エリート」の強みとは、
端的に言えば、「知識修得力」と「論理思考力」の二つの能力ですが、
この二つの能力は、これから人工知能によって大きく代替されていくため、
この能力だけに依存している人材は、どれほど高学歴であっても、
必ず、淘汰されていきます。


 

「高学歴エリート」の「七つの弱点」と言われてますが、

つまり、その逆の力を身につけた人が
これから社会で活躍できる、ということですね。

1. 職業的な智恵
2. 本質をとらえる直観力
3. 相手の立場で考える力
4. 他者に対する共感力
5. 逆境に向かう力
6. リーダーシップ
7. 志

高校に合格する、
大学に合格する、

それだけをゴールにするのではなく、

上の7つのような力を育てるのって大事だよね、

そう思っている人から学ぶことができれば
良い影響を与えられるんじゃないかと。

 

たとえば、

受験英語だけできればいいでしょ、というのか、
使える英語を覚えてほしいと思っているのか、

問題のやり方だけ身につけて、次のテストで○がつけばOKなのか、
本質を理解させようとするのか、

学習計画を1から10まで立ててあげるのか
自分で立てられるように促すのか、

方針の違いで、相当変わるのは間違いないです。

学習指導を通して
これから活躍できるような人材育成に
関わっていきたいと思います。

 

笠井伸春

>> 笠井伸春ブログ一覧 <<


◆執筆者紹介

スクリーンショット 2016-04-26 12.44.15

笠井伸春
家庭教師のオアシス代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰

単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。

高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り

「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える能力なんじゃないか?」
と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。

主眼にしているのは、

  • 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
  • 成果につなげるため、家庭教師の授業がない日でも効果的な家庭学習が自分でできるようになること
一覧に戻る