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2018.05.12

これからのAI時代にどう備えるか

takimoto

FROM ツバキ

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「AIが人間の仕事を奪う」

近年、頻繁に聞くフレーズです。
試験では、記述式が増えたり、知識の暗記だけでなく「知識を使う」ことが求められたり。
今学校教育が大きく変わっている主な原因は、これです。

 

では、「AIが人間の仕事を奪う」とは、一体どの程度のことなのでしょう。

まず、人間の仕事全てを肩代わりすることはないでしょう。
なぜなら、AIはコンピューターであり、コンピューターの仕事は計算だからです。
意思を持ったり、自ら思考を進めることはありません。(当面は)

AIにとって、多くの言葉やデータを覚えたり、計算することは赤子の手をひねるように簡単なものです。
でも、教科書に書いてあることの「意味を理解する」ことは苦手です。

ですから、AIが苦手とする分野の仕事は今後も残っていくでしょう。

 

10~20年後まで残る職業

1. レクリエーション療法士
2. 整備・設置・修理の第一線監督者
3. 危機管理責任者
4. メンタルヘルス・薬物関連ソーシャルワーカー
5. 聴覚訓練士
6. 作業療法士
7. 歯科矯正士・義歯技工士
8. 医療ソーシャルワーカー
9. 口腔外科医
10. 消防・防災の第一線監督者
・・・
(出典: 松尾豊『人工知能は人間を超えるか』)

共通点としては、
コミュニケーション能力や理解力が必要な仕事、
介護や医療などの柔軟な判断、そして肉体労働が求められる仕事ですね。

 

人工知能の研究に携わっている数学者の新井紀子先生によると、

「AIの弱点は、万個教えられてようやく一を学ぶこと、
応用が利かないこと、柔軟性がないこと、
決められた(限定された)フレーム(枠組み)の中でしか計算処理ができないことなどです。

ですから、その反対の、
一を聞いて十を知る能力や応用力、柔軟性、
フレームに囚われない発想力などを備えていれば、AI恐るるに足らず、ということになります」

(出典: 「AI VS. 教科書が読めない子供たち」)

 

AIに対抗するには、「人間らしい」思考力・判断力・洞察力・柔軟性・コミュニケーション力が、
これから特に求められていく、ということですね。

では、今の子どもたちの現状はどうなっているのでしょうか。
その点は次回のブログで取り上げたいと思います。

 

ツバキ
(家庭教師のオアシス チューター/教務スタッフ)

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