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2017.10.24

上手な「転び方」

FROM 笠井伸春

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(イメージ出典:https://www.neilson.co.uk/ski)

いよいよ受験期に入りますね。
うちもラストスパートの準備として
新しい教師を募集しているところです。

で、最近うちの講師マニュアルを
見直し、編集しました。

 

大学生から社会人講師、プロ講師、
中には校長先生を退職された方まで
恐縮ですが面接させていただいています。

僕が思う「良い教師」の絶対条件は
「生徒の可能性を信じていること」

正直に言いますが、
うちで家庭教師をはじめても
全員が同じように成績が上がるわけではないです。

大事なのは
思うように成績が上がらないとき
どうとらえるか、だと。

「あの子は読解力がないから
仕方ないですね」
とか言うのは僕は良い教師じゃないと思うんですよ。

あるお父さんから
「もしかしてこの子には才能がないんじゃないか、
と思ってしまう」
という相談を受けたこともあります。

でも、実際は可能性のない人はいませんね。

教師の場合、
教えるのが仕事なら
「必ずできるようになる」と
信じることは大前提。

そのことを教えてくれる
僕の好きなストーリーがあるので
紹介したいと思います。

 


上手な「転び方」

 学生時代、スキーを習っていたときのことです。

 若手のスキーコーチの指導を受けながら、
 急な斜面を滑る練習をしていました。

 うまく滑れずに転んでばかりいた私に、
 その若手コーチは、実に根気よく、
 懇切丁寧にアドバイスをくれます。

 しかし、何度トライしても、
 なかなかうまく滑れません。

 そのため、
 自分にはスキーのセンスが無いのかと
 自信を失いそうになり、さすがの若手コーチも、
 すこし諦め気味になってきたとき、
 それを近くで見ていた年配のコーチが
 やってきて言いました。

  大丈夫だ。
  君は「転び方」が上手い。
  きっと上達するよ。

 この言葉に励まされて練習を続け、
 急な斜面もうまく滑れるようになりました。

 そのときのことを振り返り、いま、思います。

 自分が励まされたのは、
 「転び方が上手い」と褒められたからではない。

 褒めるところのない状態において、
 「転び方」を褒めてまで、
 上達を信じてくれる人がいた。

 そのことに励まされたのです。

 その人の可能性を信じること。

 それは、我々が大切な人に捧げ得る
 「最高の贈り物」なのかもしれません。

 田坂広志


 

これから家庭教師をはじめる人にも知ってほしくて
うちの講師マニュアルにも載せています。

それでは、
今日も実りある1日を。

 

笠井伸春

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◆執筆者紹介

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笠井伸春
家庭教師のオアシス代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰

単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。

高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り

「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える能力なんじゃないか?」
と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。

主眼にしているのは、

  • 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
  • 成果につなげるため、家庭教師の授業がない日でも効果的な家庭学習が自分でできるようになること

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