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2017.09.06

もしかして数学恐怖症では?その解決方法

FROM 笠井伸春

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「理科学習ではイキイキするんですが、数学ではパニックになります」

あるお母様からのご相談。

「何度も練習してきたのに違う問題が出てきて
パニックになって思考が止まってしまい
解けるはずの問題も解けなかった」

「普段では考えられないミスを連発してしまった。
テストになると実力通りできない」と。

トップ校を目指している数学好きの子からも聞くことがあります。

先日もある講師から
「(新しい生徒が)計算問題を前にすると
思考停止状態になるのか、ボーっとしてしまう」
と聞きました。

 

テストで頭が真っ白になった、という経験がない人だと
なんで?冷静に解ける問題を解けばいいだけじゃないの?
と思ってしまうかもしれませんが・・・

僕もそういう生徒は何人か見てきて
程度に差はありますが
一度でもそういう経験があると
トラウマになることがあります。

そうなると、本人にとって数学は
逃げたい教科、苦しい教科になってしまいます。

大げさに思うかもしれないですが、
「数学恐怖症」という言葉、聞いたことありますか?

アメリカの大学生の25%、短大生の80%にそうした傾向があるという推定もあるそうです。

欧米では真面目に研究が進んでいるようで
たとえば・・・

 


米スタンフォード大学の研究チームは、
算数の試験を受ける小学3年生30人の脳を
機能MRIと構造MRIでスキャンした。

その結果、一部の子供たちは、
正真正銘、試験を恐れていることが判明した。

観察された扁桃における活動の急上昇は、
絶望的な恐怖を味わった時にしか見られない類のものであるという。

そこで、研究チームは、
各生徒に対して一対一の認知指導療法を実施し、
数学を教えるとともに、それに対する不安感を和らげるよう試みた。

8週間の訓練を施した後、
再度子供の脳をスキャンしてみると、
恐怖感は大幅に減少するか、完全に消失していた。

また、成績の改善にもつながったという。


 

つまり、数学恐怖症は対策できます。

そんなの時間がたてば自然に治るでしょ、
と思いがちなんですが

苦手だな、という意識を消すのはなかなか難しいもの。
ケアが必要です。
(大人もそうですよね。ほうっておいても苦手意識は消えません・・・)

で、意識のケアには人の力が効果的。

この研究結果からわかるように
不安感をおさえながら
教えられる人から指導を受けられれば
改善する可能性が高い、ということ。

 

そこまでじゃなくて
テスト本番になると不安を感じる、というなら
一つおすすめの勉強法があります。

それは、速く解くこと。

普段の勉強から
とにかく速く解くことを意識すること。

そうすると
問題を見た瞬間に書き出すことができます。
意識がそこに集中できているので、
必要以上に緊張することもなくなるんですね。

お子さんはいかがでしょう?

もし、サポートが必要な状況でしたら
僕らを頼ってほしいと思います。

それでは、
今日も実りある1日を。

 

笠井伸春

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◆執筆者紹介

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笠井伸春
家庭教師のオアシス代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰

単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。

高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り

「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える能力なんじゃないか?」
と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。

主眼にしているのは、

  • 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
  • 成果につなげるため、家庭教師の授業がない日でも効果的な家庭学習が自分でできるようになること

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